暁星中学校・高等学校|デジタルパンフレット
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10大学に行ってからも暁星出身というだけで集まることができるし、いろいろな場面で暁星出身者と関われるのもすごいと思います。吉川 暁星では在学中から学年を超えたつながりができる機会が多く、いい意味で上下の壁が低い。先輩も身近な存在で気軽に相談できました。先輩方とは大学生になっても変わらず交流があります。稲毛 学年を超えたつながりは、やはり部活動が多いのですが、僕の場合は音楽部と合唱部を兼部していて、その分、関われた人の数も多かったですね。兼部は他校ではできないことも多いと聞きますが、暁星では活動日が重ならなければ複数の部活に所属できます。自分の興味のあることにトライできるのも暁星の魅力ですね。僕が所属したのは、どちらも音楽が好きな人の集まり。音楽を通して人とのつがなりも広げられたと思っています。吉川 僕はサッカー部でしたが、高校になって陸上部に移りました。中学、高校と6年間あるので、途中で興味が変わったり、新たにやってみたいことが出てきたりしますよね。そんなときに自分の思った方に方向転換できる環境であるのも暁星のいいところ。また、部活もしっかりやりつつ勉強にも力を入れられるようにサポートしてくれる体制があるのもいいですね。大角 僕は先ほどの50周年のイベントでパンフレットを作ったり、記念誌を作ったり、様々な体験ができました。その中で興味が持てることも見えてくるなど、部活を通じて授業ではできないことに取り組めました。稲毛 僕は暁星を卒業しても、ちょくちょく学校に顔を出しています。主に部活に行って、後輩たちの様子を見ることが多いですが、先生に会うのも楽しみです。部活の顧問の先生や担任だった先生だけでなく、たくさんのお世話になった先生方に会うとホッとするし、いろいろ話したくなります。大角 先にも言いましたが、暁星では、部活動、委員会活動、生徒会活動など、いろいろな場面で人とのつながりを大切にしています。そのときは当たり前のように感じていましたが、人とつながることはとても大切で、“つながる力”を養えていたのだと思います。吉川 時間があると暁星に行きたい、と思いますね。暁星では本当に多くのつながりを持つことができます。困ったり、悩んだりしたときに、例えば同級生がダメでも先輩や後輩、先生など、誰かしらに相談することができます。だから孤立することもありませんし、ずっと不安を抱えて過ごすこともありません。学校の中に、必ずどこか自分の居心地のいい場所がある、それが暁星のよさだと思います。その居心地のよさを、今もずっと感じているということですね。大角 そうですね。いつでも戻れる場所という感じです。稲毛 まるで自分の家のような、落ち着く場所です。吉川 そうですね。僕も皆と同じで、心地よくて、いつでも戻ってこられる場所という位置づけですね。大角 通っているときはもちろんですが、卒業してからも暁星っていい学校だなとつくづく感じます。「暁星出身」ということも誇らしく思いますね。稲毛 暁星で培ったことを生かして、大学でも、社会に出ても頑張っていかなければとも思います。吉川 そうですね。どんな自分であってもきっと受け入れてくれるとは思いますが、今をしっかり過ごして、恥ずかしくない存在としていつでも暁星に顔を出せるようにしたいですね。東京慈恵会医科大学 医学部医学科吉川 穣司くん小学生で打ち込んだサッカーを続けたくて暁星を志望。中学時代はサッカー部に所属していましたが、高校からは陸上部で活躍。やりたいことができる環境に感謝しています。暁星はいつでも居心地のいい場所心の中にずっとある帰れる場所卒業生   座談会3人のOBが語る「僕たちを育てた暁星」々

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