聖心女子学院|デジタルパンフレット
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やさしく接してくださったお姉様のようにこの間、12年生が2年生のために科学文化祭を開いてくださいました。バスボム作りでは、ビニール袋に重曹やクエン酸を入れて、香りや色をつけるためのオイルや食紅をまぜました。いいにおいで、もっとたくさん作っておふろに入りたいと思いました。ほかにも、砂糖を入れただけでシャボン玉が軍手でさわれたのでびっくりしました。帰ってから実験してみると、軍手をつ周りに耳を傾け人に尽くす心を忘れない今年度の児童会では、初等科全体が一つになって、お互いの意見を尊重し合い、視野を広げるために「意見ポスト」を設置しました。意見ポストに入った意見をなるべく実現できるように、児童会で検討します。今年度は意見ポストに寄せられた意見を元に、SDGsをより身近に感じることができるような企画を考えました。意見ポストを通して、さまざまな意見や考え方を知り、寄せられグローバルマインドで考え行動する小学校時代を海外で過ごした私は、将来は国を越えて人の役に立ちたいと思っていました。聖心には視野を世界に向けた奉仕活動やSDGsに取り組む活動が多くあり、私は日々の募金活動の他、語学研修や模擬国連活動への参加を通して、自ら勇気をもって一歩踏み出した先にある大きな世界の存在に気づきました。また、校内のプラスチック・フリー・キャンパス(PFC)の活動を通して、グローバルマインドで物事を考える聖心で得た経験を糧に視野をさらに世界へ私は初等科5年から聖心に入学し、英語学習を始めました。コロナ禍に高等科へ進学し、5つ以上のプログラムに参加する機会がありました。その中の2つが特に印象に残っています。1つ目は、11年生の冬に参加したSacred Heart LIVE (10か国の海外姉妹校とのオンライン交流)です。約5人の混合グループを組んで文化の相違について討論しました。離れていても聖心の共同体の温かさを感じました。週に1回、校内の参加者が集まり、英語での素早い思考力を鍛けないでさわるとすぐにわれてしまうことがわかりました。塩ではふくらみませんでした。12年生のお姉様に会うまではどういう方なのかと緊張しましたが、思った以上にやさしくて楽しい時間になりました。私はもうすぐ3年生です。秋の遠足で1,2年生をつれて動物園の案内をするので、楽しくお話をするお姉様になれるよう努力したいです。た意見を実現するために深く考えることで、児童会の会長である責任感もよりわいてきました。また、他の学年と交流しながらSDGsに目を向けることで、一人で行うよりも楽しく、積極的にSDGsに取り組めます。児童会会長になり、自分のことだけでなく周りにも耳をたくさん傾けることの大切さが分かりました。これからも人に尽くす心を忘れずに過ごしていきたいと思います。必要性と同時に、実際に行動に起こす重要性を学びました。PFCでは、生徒主体で校内のプラスチック使用を最小限に抑える活動を行っており、自分たちの発案が学校を巻き込んだ大きな変化を生み出した際にはメンバーで大きな喜びを味わうことができています。Think globally act locallyという言葉のように、変動する世界情勢に目を向けつつ、自分にできることを実践していく大きな意義を感じることができました。えたことも役に立っています。2つ目は、12年生の夏に開催されたUCL Japan Youth Challenge(2022年度はオンライン開催)への参加です。ロンドン大学の教授による講義後、Q&Aで日本と英国にいる高校生の視点を共有します。海外交流を通して、積極的に学び達成感を得ました。また、双方向型の講義で学びに主体性を持つことができました。これからも聖心で得た経験を糧に、さらに世界へ視野を広げていきたいです。ファーストステージ生(2年生)セカンドステージ生(6年生)後期児童会会長サードステージ生(12年生)サードステージ生(12年生)23在校生の声

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