駒込高等学校|デジタルパンフレット
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1多くの探究型授業の実践により、「教科横断や合教科・生活との関わり・問題発見と解決」を重視したカリキュラムを編成しています。STEAM授業では、埼玉大学STEM教育研究センターとの共同授業を行います。また、昨年度より「物理」だけでなく「生物」の選択が可能になりました。2探究活動に必要な見方・考え方・伝え方を習得できるカリキュラムとなっています。探究するための必要な技能を学ぶ「科学探究」、実践の場となる「STEAM」などがあります。また、圧倒的な実験数を誇る「化学」や、理科各科目の知識を結びつける「科学統合(選択)」などが特色として挙げられます。他の教科についても、見方・考え方・伝え方を習得するための必要な授業と位置付けて学習指導を行なっています。3授業で得た「見方・考え方・伝え方」の活かす場として、様々な探究活動に挑戦しています。年々、参加数が増え、活動の幅も広がっています。WROや宇宙エレベーター競技会、理科研究発表会、企業とリモート共同研究など、意欲的に取り組んでいます。理系先進コース独自の「探究学習」「STEAM」では、オリジナルキットで扇風機や自動ドアを製作、これらをプログラミングで制御します。こうした取り組みを経て、最終的に身近な問題発見と解決案を導いていきます。また、多くの生徒が外部コンテストにも積極的に参加しています。WRO、宇宙エレベーターロボット競技会、ドローンサッカー大会、スタートアップ企業コンテスト、小麦の「ゆめちから」栽培研究プログラム他、授業だけに留まらないことで、「複数の解決案を生み出す思考力」「問題解決力」を身につけ、個々人の探究力を高めていきます。(写真右:STEAM研究発表「聴覚障がい者も楽しめる音楽を振動に変える装置が付いた『叩くと光る太鼓』)理系先進コース1. 身のまわりにある課題に対してプログラミングを活用して解決したい2. STEAM教育で学んだことを活かし、自分の属する集団全体を向上させ前進させる人材になりたい3. 独自の研究やコンクールなどに挑戦し、自分の可能性を広げていきたい13STEAMで同じ価値観を持つ友人たちと学べる環境生徒の声 中学時代、数学と科学が得意で、芸術が好きだったので、STEAM教育を実践する理系先進コースを志望しました。科学探究という授業では、自分の興味があることに取り組め、STEAM授業ではレゴを使って楽しみながらプログラミングを学べるので、自分の好きなことを深く学びたい人にはピッタリなコースだと思います。そして、先生方が個性的で親しみやすく、何でも話しやすい雰囲気なので楽しく勉強することができるのが良い点です。 将来は芸術系と科学系、どちらも横断するような仕事に就きたいと考えています。また、美術部で活動しているので、ルーブル美術館に自分の作品が飾られることも目標に、これからも創作活動を続けていきたいです。こんなキミにピッタリ!STEAMの視点から「見方・考え方・伝え方」を育てる次世代教育の実践探究活動の実践

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