女子美術大学付属高等学校・中学校|デジタルパンフレット
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豊かな想像力は高い創造性のみなもとです。言語表現の役割には、情報や感情の伝達ばかりではなく、深く広がりある世界の構築もあります。表現芸術のひとつである文学を学ぶことは、美術を学習し、追究してゆく女子美生にとって、重要な意味を持っています。高等学校の国語では、さまざまな古今の文章、詩歌などを通して、優れた表現や論理的思考を学び、多様な価値数学を学ぶ目的のひとつは、基本的な概念や原理・法則をしっかり理解して、筋道をたて、論理的に考える力を身につけることです。ときには数・文字の扱いに悩まされることがあるかもしれませんが、さまざまな問題と向き合う過程で、“数学の美”を発見でき、それが何事にも代えがたい智の財産となります。また日常生活でも、物事を深く考える習慣が身につきます。本校では、美術に携わる人として、国際社会で活躍する上で必要な英語力を身につけるオリジナル授業アートイングリッシュを用意しています。最終目標は、「自分の作品を通して鑑賞者とコミュニケーションがとれるようになる」こと。英語でアーティスト・トークや対話型鑑賞ができるようになるために、美術用語や表現を学び、プレゼンテーションの場を多く設けることで4技能をバ本校では地理歴史・公民の各科目を選択制ではなく、バランスよく学びます。それぞれの学問にそれぞれの思考の道筋があるので、さまざまな角度から社会を見ることができます。また将来、世界で活躍するクリエイターとなることを目指し、国際的、地球的規模の視野を重視しています。そのため、世界史に多くの時間数をあてて、世界のさまざまな地域の歴史・文化・芸術に目を理科は身のまわりにある物や現象を考えていく学問です。目の前にある物がどんな性質を持っているのか、どんな構造をしているのか。じっくりとその物を科学的な視点で見つめ、自然の中にある概念や法則を理解し、説明していく力を養います。化学では、物質の構成粒子の考え方や法則について理解し、それらを日常生活と関連づけて観やあらゆる物事への理解を深めます。さらに物事を多角的に捉える力や、思考力を養い深めるとともに、その成果を表現する力を育てます。高等学校3年間を通して、国語を的確に理解する力、適切に表現する力、自他の考えを尊重し伝え合う力をそれぞれ身につけ、他教科の学習と結び合わせながら、自身の生きる力にしてほしいと思います。1年次に週3時間で数学Ⅰ、2・3年次に週各2時間で数学Ⅱを学習します。ICTを活用することで、関数のグラフを表現したり、問題を共有しみんなで意見交換をするなど、創造力や表現力を大切にする授業を行います。高等学校の数学を通して、世の中のさまざまな問題に意識を向け、それらを解決できる資質・能力を身につけてほしいと思います。ランスよく身につけます。そのために、通常の教科書の内容に加え、クラスを半分に分割し、中学では会話を、高校ではアートを絡めて文法を定着させる少人数授業も行っています。また、中高ともにアートイングリッシュの強化のためのティームティーチングを行っています。さらにオンライン英会話で、美術の話題だけでなく日常生活で使える英語力も磨いていきます。向けています。公民では世の中の動きを意識できるよう、現在起きていることを取り入れた授業を行っています。地理歴史・公民の授業を通じて、基本的な知識・教養を身につけ、社会を見る目、考える力を身につけることを目指しています。学びます。物理では、自然の現象、エネルギーや物質について理解し、人間生活との関わりを学びます。生物では、細胞、生殖と発生や遺伝について理解し、生命の連続性について学びます。理科を学ぶことで、自然が創り出す美しさについて理解が深まります。作品を創るとき、「心をこめてものを観る」ための手助けになります。基礎からしっかりと学んでいきましょう。主な科目紹介■ 国語科■ 数学科■ 英語科■ 地理歴史科・公民科■ 理科18

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