玉川学園中学部・高等部|デジタルパンフレット
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198年生のデータサイエンスの授業では、統計的に分析するための知識・技能を身に付けます。日常生活や社会生活、学習の場面において問題を発見し、必要なデータを集めて表やグラフに表しながら統計量を求めることで、現状を把握したり、2つ以上の集団の分布傾向を比較したりして、問題解決や意思決定につなげることができるようにします。これからの社会で必要となるAIについて深く知ることができます。実際にPepperやレゴ®に触れながら試行錯誤して研究します。ロボット制作やプログラミングを通して身に付けた技術を活用して、生活の中で役立つことについて探究します。玉川大学工学部教員のサポートも受け、学会発表やロボット大会出場にも挑戦しています。学園内の水槽でサンゴや海の生き物の研究・飼育活動を行います。飼育したサンゴは沖縄県伊江島サンゴ研修で生徒の手によって移植します。北限域のサンゴについて学ぶフィールドワーク、サンゴ研究の専門家から直接学ぶ活動、伊江中学校との共同研究などを通してサンゴを取り巻く環境問題の理解を深めます。学んだことを学会やシンポジウムなどで発表する活動も大切にしています。「人間文化の全部を盛る」とした全人教育の玉川学園にとって、学問領域を横断するSTEAM教育は最も建学の理念に沿ったものです。その一環として国の指定を受けて取り組むスーパーサイエンスハイスクール(SSH)は、15年間の実績に基づきさらに5年の指定を受け、東京・神奈川の学校では最長の連続指定*となりました。*経過措置を除くデータサイエンスロボット研究サンゴ研究考え、調べ、伝える力を養う探究型の学習STEAM教育

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