和洋九段女子中学校高等学校|デジタルパンフレット
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意見を言うことが苦手でしたが、和洋九段にいるとそれができて、自分を表現できるようになりました。NさんNさん 和洋九段は「新しい自分を見つけられる場所」です。PBL型授業での発表の機会や行事に参加することが多く、それらを通して“自分はこんなことができる”と、気づくことが多いからです。先生や友だちからも、“Nさんってすごいね”ってよく言われます。新井先生新井先生 和洋九段という空間の中に、それぞれに自分の居場所があるわけですね。CさんCさん 私が思うに、和洋九段は「自分探しができる場所」です。小学生の頃までは、自分の特技や趣味について何も見つけられなかったのですが、中1の頃から担任の先生が面談時などに、「Cさんのやりたいことって何?」と、よく聞いてくださいました。それがきっかけとなり、今は英語を学ぶことに夢中になっています。自分がやりたいことを、先生も一緒に探してくれたという感じです。とても感謝しています。新井先生新井先生 生徒と先生方との距離の近さを感じることができる、本校らしさがうかがえるエピソードですね。高校2年Cさん初めての定期テストで学年14位。「自分の出席番号と同じだ!」って(笑)。そこからやる気になり、常に勉強と向き合ってきました。化学の中込先生(現校長)には、実験を通して、学ぶことの楽しさを教えていただきました。美術部で6年間、油絵と向き合った日々も懐かしいです。学生時代にフクロウの行動圏の解析をしていた私は今、環境問題と大きく関わるフクロウの生態を通して、農村の未来を見つめています。限界集落の増加や環境破壊など、全国の農村が抱えている問題解決に向けて、力になりたいです。したからです。難しい局面もありましたが、未知なるものをみんなで協力しながら具体的な形にすることで、コロナ禍でも心が通い合う対面型の文化祭ができたと思っています。新井先生新井先生 文化祭実行委員長として頑張ったМさんをはじめ、中学生の皆さんも、高校生の皆さんも、本当によく頑張ったと思います。来場者の皆さん方もとても喜んでいました。МさんМさん 他の学校行事の中にも、みんなで意見交換したり、協力し合うことが求められる機会がたくさんあります。そういった場面で和洋生が生き生きと活動できるのも、双方向対話型のPBL型授業が、和洋九段の日常の中にあるからではないでしょうか。新井先生新井先生 そうかもしれませんね。しっかりと話をまとめてもらったところで座談会を終わりにしたいと思います。中学生の皆さんにも、高校生の皆さんにも、和洋生としてのさらなる成長を期待するとともに、それぞれの「ストーリー」が、第二章、第三章へと続いていくことを願っています。高校3年Mさん高等学校教頭新井 誠司先生МさんМさん 私にとっての和洋九段は、「創造力を高めることができる場所」です。高2の時に文化祭実行委員長として、正解のない場面と数多く直面School Guide 2024 06和洋生が成成長を語る「Stor「Stories」はこちら!2019年度卒上智大学 文学部哲学科2014年度卒宇都宮大学大学院 地域創生科学研究科修了農林水産省勤務びに生かして農村が抱える問題解決に取り組んでいます

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