明治学院高等学校|デジタルパンフレット
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GakuMeiji in H lSeniorighSchoo25中学生の時、明学の学校説明会に訪れ、マンツーマンによる英語の多読の授業を体験しました。その内容に感動したこと、また、「この学校は私に合っている」と確信したことが明学の受験のきっかけです。入学すると私は英語がますます好きになり、校内で開かれた英語スピーチコンテストでは1年生の時に1位を、2年生の時に2位を受賞しました。こうした経験を経て、私は大学で英語を学ぶのではなく、英語で何かを学びたいと思うようになったのです。そんな私が選んだのは、法政大学GIS(グローバル教養学部)でした。リベラルアーツ教育を実践する学部で、人文からビジネスまで幅広い専門科目をすべて英語で学びます。英語によるプレゼンテーションやディスカッションをベースにした少人数制の授業も特色です。レポートや論文も英語で執筆します。オープンキャンパスでGISを訪れ、授業を見学して「私にはここしかない」という直感で決めました。明学で多読の授業を体験した時と同じ感覚です。現在、私はこの学部で国境を超えたメディアをテーマにしたゼミに入っています。幼い頃から今日までダンスに打ち込んできた私は、ストリートダンスを通してブラックカルチャーに ふれるうちに、ある疑問を抱くようになりました。日本人は黒人の方々が築いてきた文化の歴史や背景を知らないまま、ヒップホップなどを楽しんでいるのではないかと思い始めたのです。このゼミでは、人種によるダンスを始めとするメディアでの表現の違いについて研究しています。この学びをさらに深掘りするため、私は派遣留学制度を使って、今年の9月からイギリスのリーズ大学に留学します。ここでパフォーマンス論を学び、舞台演出に関しても見識を深めたいと思っています。大学の派遣留学制度を利用してイギリスでパフォーマンス論を研究山本 れある法政大学 GIS(グローバル教養学部)3年2021年3月卒業Alumni Messages卒業生一人ひとりの思い出の中に今も残る “明学”。自由な校風から生まれる多様性を包み込む環境は、学び舎を巣立った者たちの力となり、誇りとなる。卒業生

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