昭和第一高等学校|デジタルパンフレット
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SHOWA DAIICHI SCHOOL GUIDE06 私は小学生の頃から抱いていた建築士になるという夢を叶えるために、第一希望であった東京理科大学・理工学部建築学科に進学しました。大学では建築材料について興味を持つ様になり、今は大学院で自然災害に負けない、安心して暮らせる家やビルを建てる建築補強材料について研究をしています。 私の研究が、皆さんの快適な住まいの基板となることは、とてもやり甲斐のあることです。高校時代に予習・復習を心掛け、クラスメートと一生懸命学んだことの全てが、今の研究生活に繋がっています。一人でも多くの後輩が大きな夢を抱いて、希望する進路に進めることを願っています。 私が邦楽演奏(邦楽囃子方)の道に進み、家業を受け継ぐ決心をしたのは高校3年生の6月でした。邦楽はもとより音楽全般を学ぶ上で最も適しているのが東京藝術大学音楽学部です。そこでこの大学を受験することに決めました。国立ですので先ずセンター試験を受けなければなりません。そのために学校での授業だけでなく、塾にも通い、予習復習をするようにしました。筆記試験のために1日6時間から8時間学習し実技試験のために1日4時間から6時間練習しました。 将来の自分のために努力することは苦痛ではありませんが、体力勝負でもあります。三食しっかり摂って上手に気分転換もする。受験に向けて普段から心身共に健康であることが大切です。後輩の皆さんも自分の夢の実現のために頑張ってください。OB MESSAGE竹内 隆悟(令和3年度卒)中央大学 理工学部 数学科(他 合格:東京理科大学・日本大学) 今、私が大学で思いっきり学べているその第一歩となったのは、昭和第一高校での情熱的な数学の授業です。先生の熱意が私の数学への興味を刺激し、知らず知らずに“数学”その魅力に引き込まれていました。気が付いたときには、自然と数学科を目指していたのです。最初は一人で黙々と学ぼうと考えていました。が、上位の大学を目指すことはそんな甘いものでは有りませんでした。行き詰まり、挫折を経験したのです。そんな時クラスメイトに頼ることの大切さに気が付きました。数学が得意なクラスメイトから、丁寧に分かりやすく教えてもらい、新たな理解を得ることになりました。一歩前進、いや十歩も百歩も前に進んだような、爽やかで晴れやかな気持ちでした。昭和第一高校では、仲間と協力すること、支え合うこと、励まし合うことの大切さ、そして成長する喜びを実感できるよう導いてくれます。受験は個々の戦いですが、団体戦でもあるのです。仲間と協力し目標に向かって突き進むことが大切です。昭和第一高校でお互いに高め合える仲間と出会い、明るい未来を掴み取ってください。OG MESSAGE川上 真由(平成30年度卒業)東京理科大学 理工学部 建築学科OG MESSAGE樋口 晶(令和4年度卒)東京都立大学 健康福祉学部作業療法学科 私は人の役に立つような仕事につきたいという目標があり、作業療法士になるために東京都立大学健康福祉学部に進学しました。中学生の頃の私は勉強が苦手でした。しかし高校一年生になって、大学受験が控えていると実感した時に、目標を達成するためにもっと勉強を頑張ろうと思いました。苦手な科目もテストで良い点数が取れるようになり、諦めずに努力を続けて良かったと思いました。 受験では目標をもう一度考え、自覚する必要があります。そして、自分の目標を達成するために一番良い選択をするには、諦めずに努力を続けることが重要です。もし最初に望んでいた選択ができなくても、努力し続ければきっとそれが一番良い選択だったと思える筈です。目標は必ず達成できます。後輩の皆さんが良い選択をできるよう願っています。OB MESSAGE長尾 基史(平成27年度卒業)東京藝術大学 音楽学部 邦楽科

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