獨協中学校・獨協高等学校|デジタルパンフレット
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ドイツ語理科社会秋田獨協では「地理」と「歴史」を同時進行で学びます。その2つを結び付けて考えることで、より多角的な視点が身につくからです。例えば世界史や日本史を学ぶのに、場所や地域の知識は欠かせません。また国々の文化や風習を学ぶには、その地域の歴史的な観点も必要です。フィールドワークも取り入れ、複合的な思考力を磨きます。様々な現象について予測し、理論と実験の両側面から結果を検証することが理科の醍醐味です。結果が予測と違えば失敗と思いがちですが、予測と異なることは新しい可能性と出会うことでもあります。好奇心が刺激され、また新たな予測を行う機会が生まれるのです。みなさんには、「理科を学ぶ」だけでなく、世の中の現象を「理科で捉える」ことを伝えていきたいです。日本語と英語に加えてドイツ語を学ぶことは、単に言語の知識がひとつ増えるだけではなく、物の見方にも違った視点が加わることを意味します。また獨協では、ドイツへの研修旅行や留学生の受け入れなど、実際にドイツの人たちと交流できる機会も豊富にあります。獨協だからこそ体験できる学びにチャレンジしてください。学びの特色学びの特色学びの特色地理と歴史の連動で多角的な視点が自然に身につきます。予期せぬ結果でも、失敗を楽しめるのが理科の面白さです。言葉だけでなく、ドイツの人や文化と実際に出会えます。フィールドワークを重視した学びが、深く、広く考える大切さを教えてくれます。自分の目で見て、触れて、体験することで 理科の本当の楽しさを理解できます。ドイツ語を本格的に学べる環境が、海外への強い関心を刺激しています。8DOKKYO Junior and Senior High School 2026 since 1883世の中を深く理解することが目的となる社会科では、中学1・2年で地理・歴史を、中学3年で公民を学びます。探究的な学びの一環として、学校周辺の地理的特徴を歩いて学ぶ企画に取り組んだり、自分の住む町の歴 史リポートを制 作したり、実 際の“ 現 場 ”を知ることを通じて深く考える学習の大切さを身につけます。この姿勢は中学生を対象とした社会科見学や高校1 年での地理野外実習のほか、その他の授業にも生かされています。理科の楽しさのひとつは、実際に自分の目で見て観察することにあります。そのため中学 1・2 年の段 階では実 験・観 察とそのレポートを重 視 。中 学 1 年の夏休みには、身近な小 動 物の観 察レポートにも取り組みます。また単 元に応じて教 科 書の内 容が基 本 的な範 囲にとどまっていても、分 子 量・加 速 度・細 胞・遺伝といった高校レベルの概念を中学の段階で取り入れるなど、中学から高 校 理 科へのスムーズな移行を考慮したカリキュラムも特色です。獨協は伝統的にドイツ語教育に力を入れていて、独自のカリキュラムがあります。中学 3 年 生からドイツ語に触れ、高 校 1 年 生から本 格 的に学ぶことができます。高 校 3 年 間にわたって、欧 州 言 語 共 通 参 照 枠(CEFR)に準拠したレベル(A1〜B1)の取得を目指します。ネイティブの先生の授業、校内外の様々な行事や短期留学があり、学んだドイツ語を実際に活用することができます。嶋嶋田田真真美美悠悠児児鈴鈴木木冴冴子子

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