立正大学付属立正中学校・高等学校|デジタルパンフレット
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 学力とコミュニケーション能力の基礎となる国語力(読む・書く・聞く・話す力)を身につける取り組みがコラムリーディング&スピーチです。新聞の社説やコラムなどを題材とするテーマ文を自分の言葉でまとめ、書いた文章をクラスメートの前で発表します。 1年次には、原稿用紙の使い方や、字を丁寧に書くことを意識させ、文章の読み方・まとめ方・話し方の基本を身につけていきます。学年が上がるにつれて、社会的・時事的・道徳的な内容をテーマにしたり、表やグラフを交えたデータ分析を取り入れたりします。文章化についても、高学年では自由な文章量とすることで個々の表現力を磨いていきます。グループディスカッションやディベートの機会も設け、相手の意見を聴く・自分の意見を伝える力を鍛え、思考力・表現力の向上へとつなげていきます。テーマ文1年生はここからスタート高学年では内容の高度化From the TeacherRISSHO Junior High School04情報の信憑性を見極め、自分のオリジナルな意見を確立してもらいたいです表・グラフ等を用いたデータ分析①自由な構成・自由な文章量で自分なりの表現力を磨く②テーマ文以外の資料も活用して自分の意見に説得力をもたせるR-PROGRAMコラムリーディングで身につく力素早く要点を押さえる力短時間で文章を読む訓練が読解力を向上させます集中力・思考力・表現力自分の言葉で表現する力が身につきます傾聴力(話を聴く力)相手の話を聴く姿勢、言葉を理解する力が養われますプレゼンテーション力生徒1人あたり年間5回以上の発表の機会があります● 3分間スピーチ● グループディスカッション● ディベートR-PROGRAM社会的・時事的・道徳的な文章新聞の社説やコラムなど短い文章関 卓朗(社会科)文章化丁寧に正しく字を書くことを意識要約・作文力の基礎を学ぶ高学年では資料の多様化 今の世の中は、人を批判しがちな傾向にあると感じています。自己主張は必要ですが、他者の考えにも耳を傾けて、自分と異なる視点も取り入れながら、自分の意見を持つことが大切だと伝えています。また、テーマについて手元のiPadで調べると、自分の考えに近い主張やデータが見つかります。そこで立ち止まるのではなく、「情報の信憑性」を疑う習慣発表失敗してもOK!1分間スピーチ高学年では 中学生全員に『読書ノート』を配付しています。書名やページ量のほかに感想記入欄も設けており、「考えながら読む」習慣を身につける効果を期待しています。また、読書の動機づけとして、個人とクラス対抗で読書量を競う『リーディングマラソン』を開催しています。 文章に親しむことは、読解力や鑑賞力の向上につながり、身についた知識、広がる見聞は豊かな発想の源になります。中学生・高校生の時期にたくさんの本を読んでもらいたいと考えています。レベルアップ!を身につけることも指導しています。こうしてたどり着いた自分なりの答えこそが、本当の意味で「自分のオリジナルな意見」になるからです。 R-プログラムの特長の一つに、スピーチがあります。発表の練習は小グループから始めてクラス全体へと広げていきます。生徒同士、意見を聞き合うことでお互いの個性を知るきっかけにもなっています。論理的な文章へリーディングマラソン(読書ノート)コラムリーディング&スピーチ

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