立正大学付属立正高等学校|デジタルパンフレット
26/28

建学の精神|FOUDATION POLICY沿革|HISTORY道徳教育|MORAL EDUCATION2013年◎大田区西馬込に「新キャンパス馬込」を開設。1947年◎学校教育法の実施により、新制「立正中学校」に改編。1948年◎新制「立正高等学校」に改編。1994年◎中学校において男女共学を実施。1997年◎高等学校において男女共学を実施。2004年◎創立 100 周年。2024年◎創立 120 周年。1957年、東 京都生まれ。立 正中学校・立正高等学校・桜美林大学出身。大学 卒 業 後、1979年 4月に 英 語 教 師として立 正に入 職。2015年 4月より学 校長に就任。趣味は旅行と水泳。生 徒とともに 学 び、一 緒 に 成長し続けることが目標。好きな言葉は「努力」。1872年◎文部省の新学制にならい、現港区高輪承教寺に「日蓮宗宗教院」を設立。1904年◎現品川区大崎に新校舎落成し、専門学校令による「日蓮宗大学林中等科」(5 年制)を開設。1907年◎「日蓮宗大学中等科」(5 年制)に改称。1920年◎「日蓮宗大学中等部」に改称。1924年◎大学令による立正大学設立。「立正大学中等部」と改称。1938年◎「立正中学校」と改称。 「行学二道」とは、修行と修学の二つの道を指します。学校や社会で学んだ知 識や 経 験(学)を、行動で示すこと(行)のできる生徒を育てることが、立 正の建 学の精神です。本 校の源流にある日蓮宗の開祖・日蓮 聖 人は「行動」を重んじました。世の過ちを憂い思索することばかりでなく、正しい行いを自ら進んで体 現する。その姿は、多くの人々に勇気と感 動を与えました。「学びを行動で示す行学二道」。本 校の生徒たちにも、このような積極性と改革の勇気を育んでもらいたいと願っています。1925年◎「立正中学」と改称し、はじめて一般子弟の教育機関として開放する。 高校時 代における成長、その先にある充実した生き方を追求できる人になるために、本 校では日蓮聖人の生涯や思想を学ぶ道徳教育を行っています。宗教の授 業(高1)や仏教 行事での講話、ディスカッションなどを通じて自分をしっかり見つめ、考えを深めることで、生徒それぞれの中に「心の軸」が育まれていきます。また、学校生活における生徒・教 員との関わりから、感謝と思いやりの心が 養われていきます。 現代社会は、AI時代の到来と言われています。このような時代にあって、求められる力とは高いコミュニケーション能力と豊かな人間性ではないでしょうか。学力はもとより大切ですが、ただ暗記するだけではなく、培った知識を自分の中で統合し意思を持って伝えていく力、しっかりと自分の意見が表現でき、周囲から認められる人格と論理性が必要です。 もう一つ、これからの時代を生き抜くために必要な力は「自信」です。多様な文化・人々と協働する過程で、自分を見失わずに堂々と世界と渡りあうために、中高時代に得意分野を伸ばしていくことを期待しています。 一人の生徒を担任をはじめとする教員、卒業生、保護者など、大勢の「立正ファミリー」が見守っているからこそ、豊かな人間性の土台となる、健康な体と心を養うことができるのです。ぜひ一度、立正に足をお運びいただき、立正ならではの温かな雰囲気を感じ、恵まれた設備・環境をご覧ください。25学 校長 大場 一人得 意 分 野を伸 ばし、人 間 力を養 いますこれからの 時 代を生き抜く立正精神に基づく心の教育行学二 道

元のページ  ../index.html#26

このブックを見る