立正大学付属立正高等学校|デジタルパンフレット
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ReadResearchReport探究学習発表会模擬試験を学習サイクルづくりに活用RISSHO Senior High School06課題設定は「誰かのために」の視点からスタートまずはグループ探究で流れを体得していきます「苦手分野」に目を向けて、振り返り学習を徹底自学自習の姿勢を固めていきます自ら進んで調べる力意思や結果を正確に伝える力文章等による表現・人前での発表など主張や要点を読み取る力ActionCheckDoPlanPOINTPOINT1年生・2年生対象次回の模試に向けて学習計画を改善模試の結果分析・学習記録の振り返り問題の発見・調査論点の理解・考察・整理学習計画・学習目標の設定計画に沿って学習を進め、記録01学びの個性に合わせた指導02学校生活全体が学びの場03行ける大学よりも行きたい大学へ 自分で課題を設定し、情報を集め、考察し、他者に伝える(レポート作成・プレゼンテーション等)探究活動において、最も難しいステップが「課題設定」です。自分が気になること、関心のあること、解決したいこと…「自分」を軸に考えると進みにくいことも、「誰かの役に立つこと」に視点を変えるとスムーズにテーマが見つかるものです。 立正高校の探究学習は、1年次のグループ探究から始まります。「地域の困り事を解決する」をテーマに、グループに分かれて探究学習のサイクルを実践。自分の考えを述べ、仲間の意見を聞き、協力してプレゼンテーションの準備を進めます。こうして探究の流れを体得した後、いよいよ2年次は自分でテーマを設定する個人探究に進みます。 1年次・2年次ともに、1月末の「探究学習発表会」で、その成果をアウトプットします。1年生はクラスメートに向けて、2年生はクラスごとに代表者を選び、クラス代表は行学ホールの大きなステージで学年全体に向けてプレゼンテーションをします。 毎朝10分間の朝学習として、新聞の社説やコラムなどを題材とするテーマ文を自分の言葉でまとめる取り組みが、R-プログラム(コラムリーディング)です。国語力(読む・書く・聞く・話す力)を伸ばし、Research(調べる)、Read(読み取る)、Report(表現する)の3つのスキルを身につけます。 探究学習や、大学受験の小論文などで必要になるこれらの力は、年数回の練習では定着しません。1年間、継続して訓練することで自分の意見を伝える力を鍛え、思考力・表現力の向上へとつなげていきます。 進学クラスは年4〜5回、特進クラスは高1・2学年で年5〜6回、高3学年では年7〜8回の模擬試験を受験します。 立正では、模擬試験を学力のチェックだけでなく、自学自習の学習サイクルづくりの機会としても活用しています。模擬試験に向けて準備学習(予習)をし、受験後には振り返り学習(復習)をする。とくに低学年のうちは点数にとらわれすぎずに、不正解だった問題に注目するよう指導しています。 また、模試受験後は、直後に自己採点し、教科書や参考書を開きながら「満点答案」づくりに取り組みます。点数に一喜一憂することなく「なぜ間違えたのか」「どこで間違えたのか」を自分自身で振り返ることで、「これから自分が取り組むべき内容」が強く認識できるようになり、自学自習の姿勢が固まっていきます。調べる読み取る表現するR-PROGRAM1年生対象社会へ巣立つとき、自分を支えてくれる〝3R〟の力

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