自由ヶ丘学園高等学校|デジタルパンフレット
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16生命科学探究担当 本橋 忠太郎 先生 生命科学探究の授業では、生命現象の解明、人間の理解を基本にした科学技術や社会システムの開発などに対する興味・関心を高めていきます。そして、目的意識をもって調査・実験を行い、科学的に探究する能力と態度を育成します。今年度の1学期の授業では大学が主催しているコンテストの参加を目指し、探究活動を行っています。生物に関するキーワードとSDGsの関連を図った題材を自らで決め、持続可能な社会作りやバイオテクノロジー、生命、生態系などの高度な理解につながる探究活動を行っています。2学期以降は自らの興味のある生命科学に関する研究や近年注目されている研究にどのようなものがあるかなど、アカデミックな内容にも触れ、将来やりたいことを発見する一助になるような授業を実施していきます。この他にも、大学の総合型選抜入試などで出題された課題などを利用し、自らで問題を発見し、客観的・論理的に述べる思考力や表現力を育てていきたいと考えています。スポーツ心理学担当 田野倉 翔太 先生 スポーツ心理学では、心理的競技能力診断検査(DIPCA)の診断結果を元に心理的競技能力の分析とメンタルトレーニングを実施します。昨年は東京オリンピック金メダリストを講師として招き、金メダリストのマインドセットについて学びました。 スポーツ心理学を学ぶことで、大会などで自分の力を100%発揮することができ、また指導者として科学的知識をもとに選手(プレイヤー)をサポートすることができます。アスリート専攻(AS)の特色は、スポーツ科学をはじめ、スポーツ心理学、スポーツ文化探究、スポーツ栄養学、コーチング理論、トレーニング実技など多角的にスポーツを学べることです。様々な角度から【スポーツ】を楽しく学ぶ環境が整っており、選手(プレイヤー)としてはもちろんサポート側としてスポーツに携わりたいという方も十分に満足できるコースだと考えています。メディア文化探究担当 立石 真弓 先生 「メディア文化探究」という授業は、メディアに関する理解を深め、現代社会におけるメディアの役割や影響を探究することを目的としています。授業では、メディアの定義や歴史について学び、さまざまな種類のメディアとその特徴について探究します。さらに、各メディアの分析やメディア技術の最新動向、メディアリテラシーの重要性についても取り上げます。この授業を通じて、学生はメディアの多様な側面を理解し、現代社会におけるメディアの役割や影響について深く考えることができます。STEAMプログラム担当 今井 朝子先生 AIの台頭により人の役割が大きく変わってきています。皆さんは、複雑で変化が激しく、正解がない、あるいは、わかりにくい社会の中で自分の道を切り開きながら進むことになります。この際に必要なのが、自分の力で課題を見つけ、仲間と一緒に学びながら前進する力です。自分がやりたいことを、仲間と一緒に実施して、失敗から学びながら形にするという実践を通して、企画力、プレゼンテーション力、プロジェクト運営力など、大学や社会で使えるスキルを学びます。その過程で、学業や社会で成功するために必要なスキルであるとして世界が注目している、社会性と情緒のスキル(SocialEmotionalSkill)も身に着けます。

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