サレジアン国際学園世田谷中学高等学校|デジタルパンフレット
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正解を覚えるのではなく、自ら問いを立て、意味を発見し、仮説を構築していく。そうした学びのプロセスが、教科ごとの学習を“点”ではなく“線”としてつなげ、理解に深さと広がりをもたらします。こうした越境的な思考の積み重ねは、単なる知識の取得を超えて、社会にどう関わり、どのように貢献するかという視点へとつながっていきます。本校がめざすのは、変化の激しい時代にあって、知を活かし、複雑な現実に立ち向かう力を持つ、しなやかで芯のある学び手の育成です。学びの境界に橋を架ける。つまり、本質を問い、越境し、未来を拓くことが私たちの学びです。「知ることの意味」を問い続ける姿勢が何より大切です。与えられた知識の集積では終わらせない。本校が重視するのは、知識をつなぎ、意味づけ、応用していく“思考の越境”です。教科はあくまで出発点。現実社会の課題は、単一の分野や視点では捉えきれない複雑さをもっています。だからこそ本校では、日々の授業の中でPBL型授業を取り入れ、教科の枠を越えて「本質に迫る問い」に対峙し、探究する力を育んでいます。生徒たちは、知識と知識のあいだを行き来しながら、多角的に考え、他者と対話し、思考を深めていきます。そこでは、「なぜ学ぶのか」「この知識はどこにつながるのか」といった越境する学び、つながる思考GLOBAL CITIZENSHIP EDUCATIONINTERDISCIPLINARY LEARNING学びの境界に橋を架ける、新しい知のかたち□ □ □ □ □□ □ □ □□□□□ □ □□□ □ □ □ □□□□□□ □ □ □□ □□□□□□□□思考型授業広げ、深める講座

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