東京農業大学第一高等学校・中等部|デジタルパンフレット
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25スマホ向けゲームを日本に輸入する事業を担当しています。自分が目利きしたゲームを電車内などでプレイしている場面を見かけると、エンターテインメントを支えるやり甲斐を感じます。私は農大一中の1期生で、入学後中等部サッカー部を立ち上げキャプテンを務めました。農大一中サッカー部の歴史上公式戦初得点をあげたことはよい思い出です。中高時代は部活や行事でもリーダー的な立場を担うことが多く、その経験は入社1年目から事業責任者を任された際に活きたと思います。中学入学時の成績は下から数えた方が早かったほどですが、部活引退後、本格的に勉強に取り組み、先生方からのバックアップと気合いで大学受験を乗り切りました。常に全力を出すことは将来の仕事にも活きてきます。後輩の皆さんには何でもいいので、夢中になれるものに100%の力で向き合ってほしいと思います。子どもの頃から星に興味を持ち、将来は宇宙に関わる仕事がしたいと考えていたので、中学受験で理系教育に力を入れている農大一中を選びました。教科学習では、物理がわかりやすくて好きでした。味■、醤油づくりも楽しかったです。数学は少し苦手だったのですが、高校進学時、先生のアドバイスのもと、中学の数学を学び直し、成績が安定しました。大学受験のときも、先生方には過去問の添削や解説など、本当に丁寧に見ていただきました。大学では電気電子工学科で学ぶ傍ら、鳥人間コンテストにも関わりました。今は人工衛星の販売、研究契約をする業務を行っています。振り返ってみると、中高ではプレゼンテーションの機会が多かったと感じます。中学の課題研究発表や日々の授業で自分の考えを述べる経験をしたことで、自然と人に伝える力が身につきました。仕事では、技術者の言葉をくみ取ってクライアントに伝えるときに、この力が役立っていると感じます。将来は理系の道に進みたいと思っていたこともあり、生物などの理系の授業や農大との連携に魅力を感じ、高校受験で入学しました。高2では桜花祭実行委員とクラス委員を並行して務め、クラス全体で一つのものを作ることを通して、友人とのコミュニケーションや周りへの気配りを学びました。高3の受験期はちょうどコロナ禍と重なりましたが、オンライン体制が充実していて、課題の配信やフィードバック、Zoomでの授業も早くから始まったので大学受験にあたり不安はありませんでした。話を聞いてくれる先生、いつでも質問に答えてくれる先生の存在がとても大きかったです。「一中一高ゼミ」では面白いゼミが開講され、模擬国連など外部コンテストへの参加機会も多くあります。入学後は積極的にいろいろなことに挑戦してほしいです。My Dream就職活動では職種にとらわれず、「若手の内からチャレンジができる成長企業で実力をつけたい」という思いからベンチャー系の企業を志望しました。現在は海外事業の責任者として20名以上のメンバーのマネジメントを行なっています。My Dream宇宙をもっと利益の出る分野にして、ビジネスとして成立させたいと考えています。個人としては、理系分野出身というバックグラウンドを強みに、クライアントと技術職をつなぐ役目を果たしたいです。My Dream在学中にお世話になった化学の先生、物理の先生の影響もあり、応用化学科に進学し、教職課程も履修しています。現在は恩師のように生徒の期待に応えられる教員になることも進路の選択肢の一つとして考えています。(株)サイバーエージェント事業責任者平山拓己さん(2011年3月卒業)早稲田大学/スポーツ科学部スポーツ科学科 卒日本電気株式会社(NEC)宇宙・防衛営業本部大八木菜々子さん(2018年3月卒業)法政大学/理工学部電気電子工学科卒早稲田大学/先進理工学部応用化学科 3年田代亮太さん(2021年3月卒業)卒業生からのメッセージ常に全力を出すことが将来に活きる中高で身につけた「伝える力」が今の仕事に役立っています様々なことに挑戦できる機会がありますMessage

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