東京女学館中学校・高等学校|デジタルパンフレット
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4STEAM教育SCHOOL GUIDE 202412高一、高二の探究学習(課題探究)では、グループワークなどの協働作業も入れながら、2年間かけて研究論文作成に取り組みます。最初に重要になるのが、研究のテーマ選びです。中学3年間の学びをもとに、高一ではさらに知見を広げ、SDGsと関連の深いものを中心に社会貢献できる課題を見つけ、高二ではその解決に向けたプロセスや方法を探究し論文を完成させます。中学では、実験や観察を中心とした体験的な学習とフィールドワークで論理的な思考力を育みます。高校では、物理・化学・生物を生徒の選択に応じて専門的に学び、演習を含めた授業で個々の進路に向けて総合力を養います。授業、委員会、クラブ活動やホームルーム活動など、学校生活の様々な場面でICTを導入しています。委員会やクラブでは、Microsoft Teamsで情報を共有し、電子黒板やタブレットを利用した効率的な授業も展開しています。本校にとってのICTは、学習の幅を拡げるとともに、メディアリテラシーや活用の意義を学ぶツールでもあります。※中学1年生から1人1台iPadを利用。個人の自由な発想を大切にし、多角的な視点を持つことが目標です。芸術を通して自己を見つめるとともに、他教科での学びと結びつけ、社会に発信できる人材を育てます。高校では、広い視点から芸術を学ぶ【芸術A・B】を新設しました。数学の基礎力を身につけるために、中学生は全員が数学検定3級を取得することを目標としています。まずは中学1年生の3学期に全員必修で自分が選んだ級を受検します。また、中学1年生から高校一年生までは夏休みに数学の自由研究を行い、数学への関心を高め、理解を深めます。♦芸術教育♦数学教育「自ら問題を発見し解決する能力を養う」ために、東京女学館では高一、高二で探究学習(課題探究)に取り組みます。問いを立て自由に考えるために必要な力=A(Art・Liberal Arts)と、取り扱う社会的課題によって必要になる力=S(Science), T(Technology),E(Engineering),M(Mathematics)を教科を通して、また教科を横断して学ぶことで身につけるのが東京女学館のSTEAM教育です。♦探究学習(課題探究)♦理科教育♦情報教育

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