東京女学館中学校・高等学校|デジタルパンフレット
26/48

25TOKYO JOGAKKAN 20241988年卒。慶応義塾大学法学部政治学科を卒業後、リクルートに入社。結婚により同社を退職後、紆余曲折を経て2018年、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科を修了。現在は羽田空港での集客事業の企画運営や、地方創生事業に携わる。2009年卒。2010年よりパリに渡る。その後、外国人として初めて同楽団に入団。日本でもコンサートや講習会を定期的に開催し、クラシックのみならずジャンルを超えたパフォーマンスを通して社会貢献を行っている。現在は北フランス在住。手芸や書道をしっかり学び、能などの伝統芸能やミュージカルも観賞するなど、日本と海外の文化にまんべんなく触れられたことで知識の引き出しが増えました。それによって、いつでも、どこでも、誰とでも会話の切り口が見つかり、他者との間の垣根をなくすことができています。また、生徒会会長を務めさせていただいた中で、少数の反対意見を気にして全員一致を目指すよりも、大多数の意見を尊重して遂行した方が良い結果につながることも知りました。たとえ困難な状況に見舞われても、諦めずに人を信じて努力していれば自ずと道は開けることや、誰に対しても誠実であることの大切さも母校から学びました。これらは今も私の人生を支える大きな道しるべとなっています。PROFILE女学館で人として大切な礼儀や挨拶を学べたことを誇りに思っています。どのような分野に進んだとしても、たとえ言葉の違う他国で暮らそうとも、人生は常に人と人との関りであり、礼儀がとても大切なことを教えていただきました。母校の思い出は数え切れませんが、特に先生方や同級生のお人柄が魅力だったと感じています。そこには、いつも伸びやかに好きなことをしていた私を包み込む優しさがありました。また、合唱大会や弁論大会などイベントも豊富にあり、秋の記念祭では演劇部の一員として一年の頑張りを披露しました。今後はクラリネット奏者として常に表現力の向上を目指し、様々な場での演奏や指導を継続、発展させていきたいと思っています。PROFILE人生の道しるべとなるものをたくさん教えてくれた女学館赤羽 裕子さん | 日本空港ビルデング礼儀や挨拶の大切さを学べたことを誇りに思う宮子 雅子さん | パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団卒業生メッセージMessages from Graduates

元のページ  ../index.html#26

このブックを見る