東京女学館中学校・高等学校|デジタルパンフレット
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SCHOOL GUIDE 2024261989年卒。聖心女子学院英語専攻科を卒業後、外資系企業に数社在籍し、シティ・ユニバーシティ・ロンドン(大学院)にも留学。2022年よりフリーランスでホテル、レストラン等の広告、PR、プロモーション等に携わる。現在は京都在住。2010年卒。東京大学で学ぶ中で生物や人間の身体に興味を抱くようになり医師を志す。現在は放射線科医として、CTやレントゲン、MRI検査で撮影された画像を基に、疾病の原因や身体の異常を診断する役割を担っている。世間ではお嬢様学校というイメージがあるかもしれない女学館ですが、実際は皆サバサバしていて気取った子も少なく、常に和気あいあいと楽しい時間を過ごしていました。個人的には欧米の音楽が大好きだったので、輸入盤のレコードの歌詞を自分なりに訳してみたり、ファンレターを書くなどして実用的な英語を勉強していました。その時に夢中になった経験が、現在の仕事や人脈作りに役立っています。また普段から先生方や先輩方だけでなく、職員や用務員の方々に対しても挨拶をきちんとしていたため、社会人になってから何度も褒められた経験があります。挨拶はコミュニケーションの基礎となるものですから、その習慣を身につけられたのは何よりだったと思っています。PROFILEマナーなど生活面に関しては伝統ある女子校らしさがある一方で、多くの生徒がそれぞれの目標に向かってタフに努力していました。そうした環境に身を置くことで、私も自然と物事を自ら切り開いていく力を身につけることができました。今でも時々会う友人の中には、子供服店の店長をしている人や、二度目の大学生活を送っている人もいます。そんな個性豊かで心から尊敬できる友人を持てたことが、私の大きな財産になっています。医師になって7年が経ちましたが、女学館に入学した頃は理系に進むとも思っていませんでした。受験生の皆さんにも想像もしないような未来が広がっているかもしれませんが、それも含めて楽しい学生生活を送っていただければと思います。PROFILE 自分の羽で飛び立とう洋楽に夢中になった経験や挨拶の習慣が今に活きる十鳥 由比さん | 企業の広告PRなどのコンサルティング心から尊敬できる友人を持てたことが大きな財産に藤田 奈奈さん | 東京大学医学部附属病院Take off with your own wings.

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