東京女学館中学校・高等学校|デジタルパンフレット
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35TOKYO JOGAKKAN 2024中学では週4時間の授業を物理、化学分野(週2時間)と生物、地学分野(週2時間)に分け、教員がその専門性を活かした授業を展開しています。実体験を通して学習内容をより深く理解できるよう、学年に応じて授業の半分近くは実験・観察を行います。また、一人ひとりが積極的に実験に参加できるよう、器具や設備も充実させています。実験中は白衣(中1、中2はスモック)や保護メガネを着用するなど、安全の確保にも取り組んでいます。中1の地理的分野では、パワーポイントや様々な動画などを利用しながら、世界と人類の空間的な広がりをつかみ、自然・環境・民族・宗教・資源・産業・生活などの諸問題について学習します。中2の歴史的分野では、人類の歩みを時系列に沿って理解するとともに、戦争・戦後体験の聞き取りや証言映像をもとに調査する探究学習を行います。中3の公民的分野では、新聞を購読してニュースノートの作成・発表に取り組むことで、世界の動きを把握し、現代の社会問題について考えます。高一では生物基礎と物理基礎を各2時間学習します。高二から文理別のコース分けを行い、理系クラスの生徒は化学基礎・化学と生物、物理のどちらかを学習します。文系クラスの生徒は化学基礎と選択科目である生物基礎(演習)を学習します。高三では理系クラスの生徒のために選択科目として各4時間の生物演習I、物理演習I、化学演習Iに加えて、各2時間の生物演習Ⅱ、物理演習Ⅱ、化学演習Ⅱがあります。また、文理共通選択として、共通テスト生物基礎、共通テスト化学基礎も設置しています。高一の歴史総合では、現代的な諸課題が歴史的にどのように形成されてきたかを中心に、近現代の世界と日本の歩みを学びます。また、地理総合では、社会的事象を位置や空間的な広がり、地域の環境条件や地域間の結び付きなどに着目してとらえる力を身につけます。高二の公共では、成人となる18歳を目前に控えて、主権者として社会に参加できるよう必要な知識を学び、適切な判断能力や解決する力を身につけます。高三では、大学進学に向けて入試に対応できる実力を養成します。授業の特色・目標 《中学》授業の特色・目標 《中学》授業の特色・目標 《高校》授業の特色・目標 《高校》理科 Science社会 Social Studies

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