女子美術大学付属高等学校・中学校|デジタルパンフレット
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一つとして使いこなしています。女子美独自のカリキュラムである、美術で学ぶ英語教育「Art English」の授業も生徒に大好評です。全ての教科を重要と捉えるリベラルアーツ教育を大切に、どの教科も美術を基幹とした教科横断型授業で学ぶため、生徒の学習意欲も高まります。そして常に「美」を探究しています。「知性が感性を支え、感性は知性を補完する」という言葉通り、生徒は成長していきます。また、生徒の大好きな学校行事や、美術鑑賞、スケッチ旅行などの体験活動もとても活発です。国際理解教育にも力を入れ、パリ、イタリア、オーストラリア、中国へと、語学や美術を体験する海外研修旅行や姉妹校との国際交流など、たくさんのプログラムを用意し、生徒の国際感覚を磨いています。生徒はどの場面でも自ら課題を見つけ、大学図書館の利用やiPadを駆使して情報の収集、整理・分析を行い、試行錯誤の末に自己決定し、それを表現し発表する探究活動を行っています。保護者の皆様、経済界では顧客や社会のニーズに応えて企画する「デザイン思考」と、自由な発想から独創的なアイデアで新しいものを創り出す「アート思考」が求められるようになりました。女子美の独自の教育である「全教科で育む幅広い知識に加え、美術を探究することによって培われた非認知能力」が今の社会から期待されています。注目を集める女子美ですが、やっと時代が女子美に追いついて来た、というところでしょうか。受験生の皆さん、大好きな美術をじっくり深く学んであなたの「感性」をより高め、美術をきっかけとして全ての教科を楽しく学び、幅広く「知性」を育みましょう。これからの世界には「知性」と「感性」を合わせ持った、あなたの活躍の場が待っています。女子美は、あなたの個性を大切に、さまざまな体験で視野を広げて知性と感性を伸ばし、国際社会で活躍する自立した女性としての育成を目指しています。最後に本校のスクールミッション、女子美の「三つの美」をご紹介いたします。PROFILE女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻卒業。絵画教室主宰、建築デザイン事務所勤務を経て、神奈川県立高校専任教諭となる。以後教頭、副校長を務め2008年4月より校長に就任。その間全国高等学校美術工芸教育研究会副会長、神奈川県高等学校教科研究会美術、工芸部会会長等を歴任し、2014年4月より女子美術大学特別招聘教授、現在に至る。2017年4月より女子美術大学付属高等学校・中学校校長。「智ちの美」さまざまな学びを通して、深く考え、自ら問題を解決する能力を育み、「芸わざの美」夢を実現するために、専門的な美術教育を通して、確かな実技力を身に付け、「心こころの美」豊かな時間の中で、自分らしさを発揮し、世界の中で共生できる情操性を養うこの「三つの美」は、将来美術以外の進路を選択する生徒にもきっと大きな力となります。女子美の魅力を肌で感じていただくために、学校説明会や授業見学会、楽しい女子美祭や華やかな運動会などの機会に、ぜひ女子美へ足をお運びください。教職員と在校生一同、心よりお待ちしております。学校長 石いしかわ川 康やすこ子2

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