作品題名 心象風景 素材 サイズ キャンバスに油彩F100 162.0 × 130.3 cm作品題名 今ちょっと頑張ってる素材 サイズ ミクストメディア150.0 × 90.0 × 100.0 cm作品題名 私の宝船素材 サイズ パネルにアクリルガッシュF130 194.0 × 162.0 cmさとし大村文子基金は、大村 智藤木 真優 (高 3)この作品は、もうすぐ卒業する自分を祝う意味を込めて描きました。女子美の中高 6 年間で、たくさんの人と出会い、さまざまな経験をしましたが、そのすべてが今の私を構成する一部であり、一生の宝物です。支えてくれた家族、励ましあった友人、たくさんのことを教えてくださった先生、素敵な先輩、頼もしい後輩、癒しのペット、そして関わってくださったすべての皆様に感謝し、このつながりをこれからも大切にしていきたいです。また、この賞を目指すことが、私にとっての卒業制作の原動力でした。卒業前に1つ大きな目標を達成し、新たな場所への飛躍の一歩となりました。これからも目標を見つけて、一歩一歩着実に前進していきます。卒業制作展 100 周年記念 大村文子基金 〈女子美美術奨励賞〉 高等学校デザインコース女子美には個性を受け止める校風が備わっています。それは友人であり先生であり、私たちが生きていく上で 1 番悩まされる「人」という存在です。もし自分の感性や人柄に自信を持てなくても、女子美の友人とならきっと認め、曝け出すことができるようになるはずです。私には発想力がなく、優柔不断な所があるのですが、今回の作品ではその短所がモロに出てしまい苦しい時期がありました。けれども、友人との些細な会話をきっかけに案が決まり、先生方に背中を押されながらようやく完 成まで漕ぎ着けることができました。知 識と技 術の他に、そこら中に転がっているかけがえのない宝物を誰とどうやって拾うのか、考えることができた 3 年間でした。卒 業 制 作 展 東京都美術館で開催された卒業制作展「JOSHIBISION 2024」の作品から各賞が選出されました。美術を通して自己実現を目指す生徒たちの作品を紹介します。活動、制作・研究活動の奨励を主な目的として設立しました。付属生には、高校 3 年生 3 名(P5)、中学 3 年生 1 名(P8)に授与しています。充実したものでした。趣味や性格が違っても「美術が好き」という共通点がある友人たちとともに切磋琢磨し、恵まれた環境の中で思う存分美術と向き合えた日々は宝物です。時には制作に行き詰まることもありましたが、先絵画コース俵 一花 (高 3)生方の的確なアドバイスにより乗り越えることができました。さまざまな画材や技法を学ぶ中で、自分のやりたい表現を見つけ、深く知ることができたのも、女子美の環境があったからだと感じています。女子美で出会った友人たちと会話する中で、自分にはなかった視点や考え方に触れ、多くの刺激を受けました。この経験を糧に、大学でも自分らしい表現を追求していこうと思います!名誉理事長夫妻の多大な寄附を基に、2000(平成 12)年に女子美術大学創立 100 周年を記念して、在校生、卒業生の美術女子美での 6 年間は、小学生の頃夢見ていた以上に工芸・立体コース糸井 花歩 (高 3)5ART GALLERY
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