学習院中等科・高等科|デジタルパンフレット
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5 高等科は義務教育を終えた生徒たちの集まりの場です。また、様々な目標を持った生徒たちが集まる場でもあります。そうした中にあって、高等科の教育とは何かと言えば、学習院全体の三つの大きな目標の下、大いなる個性の開花に取り組む環境づくりです。中学生時代に芽生えた個性、可能性の芽を存分に発揮できる環境の実現に取り組んでいます。 学習面では、生徒のより多方面への興味・関心に対応した選択科目を多く配し、その要求に応えるようにしています。そこでは大学のゼミにも劣らないアカデミックな授業の展開があります。 密度を濃くするために少人数の教育も取り入れ、生徒の学習意欲に応じてより高度な授業が行われています。その中で、教員と生徒との直接の触れ合いがより緊密なものになっています。 外国語は英語のほか、ドイツ語、フランス語、中国語をそろえ、生徒が国際舞台に羽ばたける基礎を充分養えるようになっています。また、情報教育や総合的な探究の時間では生徒が自分の個性をますます発揮できるように工夫されています。制服海軍尉官の服装がモデルとなり、1879年(明治12年)に制服が定められました。日本で学生の制服を定めたのは学習院が最初です。 高等科の教育目標

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