高等科 3 年総務委員長楊 弘毅中等科 3 年生徒会長田和 和孝24 学習院中等科はとても環境に恵まれていると思います。山手線や副都心線、都電荒川線など路線に恵まれており、好立地なため通学がしやすいです。加えて都内有数の自然が多い環境で都会の喧騒を気にせずに学校生活に集中できます。またこの学校には室内温水プール、人工芝や土のグラウンド、野球場やテニスコートなどの多くの施設が充実しており、各自のやりたいことに合わせて体をのびのび動かすことができます。 中等科は男子校ということもあり、はじめは抵抗感がありますが、やさしく、ユニークなベテラン先生による楽しい授業や、個性豊かな友人たちにより、のびのびと女子の目を気にすることがなく自由に生活することができます。また、中等科は校則が厳しいと思われがちですが、入学してみると意外に厳しさを感じることはありません。 中等科の授業では少し専門的で難しい内容をやることがありますが、先生方にやさしく、わかりやすく教えていただくことができ、時には友人同士で教え合うということもあります。ほとんどの生徒がそのまま高等科に進学するため、友人と仲をより深めることができ、学習にも余裕が生まれます。そのため、自分の趣味や部活動などに時間を使うことができます。これらが中等科の魅力です。 中等科に入学すると優しく楽しい先輩方や仲間たちと自由に学校生活を過ごすことができます。ぜひ、学習院中等科で楽しい三年間を過ごしてみませんか。る役割にとどまらず、学年全体を見守り、主管同士がチームとして連携して生徒を支える役割を重視しているためだと認識しています。教員も、それぞれの個性を活かしながら、時に助け合いながら生徒一人ひとりに寄り添った教育を行えるようにしています。 それぞれの学年の同じ階には「主管室」が設置されており、これが学年ごとの教員室となります。大教員室とは別に主管室を設けることで、きめ細やかで迅速な対応が可能となっています。 進路や学業の質問、ひいてはさまざまな生活の上での悩み事にも、自分のクラスの主管に限らず、複数の視点から丁寧に対応します。学年主管の役割 学習院では、クラス担任を「主管」と呼びます。これは、単にクラスを担当す多感な中・高6年間。 常に生徒たちの心を育て、ケアをする体制が整っています。生徒の声▲放課後の主管室の様子 高等科の特色を一言で表すと、まさしく自由と呼べます。様々な個性を持った生徒が、個性をしまいこむことなく、十分に発揮できる環境が備わっていると言えます。 壮大で緑豊かなキャンパスの中で、体育館や人工芝と土の両方を備えたグラウンドをはじめ、室内プールやジム、野球場、テニスコート、さらにはゴルフ場や射的場、馬場に至るまでの充実した施設が揃っており、生徒が個性を発揮するにはこれ以上ない環境が揃っています。 また、今日、各高校で受験を見据えた教育を行う中、高等科では、学問とは何かという根本に立ち返り、一人一人が学びたいことに合わせて広く深く探求しております。附属校独自の大学との交流も活発で、高校だけでなく、将来も見据えた教育が施されていると感じます。 幅広い交友関係も大きな特徴です。本校では、幼稚園、初等科、中等科、高等科からの異なった環境で育った人どうしの交流が必ず生じます。これによる新しい価値観の受容や、視野の転換は必ず今後の人生に彩りを与えてくれることでしょう。さらに、附属戦実行委員、鳳櫻祭実行委員、総務委員を通じて、これらの生徒各々が主体となって学校を作り上げており、各団体による他校との交流や、本来であれば生徒が到底関わることのできない予算や学校方針についての話し合いにも参加できるのも一つの特徴といえます。 このように、単に学業のみにとらわれることなく、生徒が中心となって主体的に考え、個性を多岐にわたる分野で発揮できる機会があるのが高等科に在籍する最も大きな利点であると感じます。高等科で過ごす三年間が人生に彩りを与え、充実した日々となることは間違いありません。以上を持ちまして、少しでも高等科に興味が湧いてくだされば幸いです。生徒と教職員と家庭の連携/学習院 Q&A教職員生徒連携・Q&A
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