学習院中等科・高等科|デジタルパンフレット
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25GAKUSHUINBOYS' JUNIOR HIGH SCHOOL & BOYS' SENIOR HIGH SCHOOL中等科に入学してから初等科出身者とうまくやっていけるかという不安を持つようですが、「その心配は全くなかった」というのが聞いた限りの在校生すべての答えでした。教員も全く区別を意識したことはありません。むしろ初等科出身者は 6 年間付き合ってきた友達にさらに新しい友達ができることを楽しみにしているようです。クラブ活動、宿泊行事などを通してすぐに親しくなっていくのが子供のようです。保護者同士の場合は「入学前の心配がうそのようだった」というのが結論でした。「保護者懇親会、試合の応援などを通して仲良くなり、学習院の情報をいろいろと得られる」 また、初等科出身の保護者にとっては「受験経験の話がとても参考になる」ということでした。公認留学とは、所定の申請に基づいて外国の高等学校へ原則1年間留学する制度です。留学の成果が十分に上がったと認定されれば、留学の単位として30単位を与えて留学期間の学年を修了したものとみなし、出国時の学年より一つ上の学年に編入が認められます。また、留学支援団体の要請によって、毎年 3 ~ 4 名の外国人留学生を高等科が受け入れています。留学生向けの特別授業のほか一般の授業、行事にも参加し、日本語や日本文化を学び、また高等科生とともに学校生活を楽しんでいます。望者参加の「臨海学校」、「スキー学校」「東北自然体験」「ニュージーランド研修」の費用が、それぞれ参加される場合にのみ追加されると考えてください。全員参加の行事費用などは全て納付金に含まれています。都内はもちろん神奈川県、千葉県、埼玉県などの隣接する諸県から通学する生徒も多くいます。時には宇都宮や小田原から通う生徒もいますが、通学に要する時間はだいたい片道 1 時間程度の人が多いようです。不登校は残念ながら皆無というわけではありません。一人一人が異なった問題を抱え、同じ理由によるものではありません。しかし保護者の方とも十分話し合い、カウンセラーにも適切なアドバイスをあおぎながら、その生徒にとって最善の道を教員全員で考える体制をとっています。学習院中高等科では、臨床心理士・公認心理師の資格を持ったカウンセラーが生徒や保護者の相談にあたっています。学校生活を送っていく中で、何か困ったことや心配なこと、相談してみたいことがあれば、気軽にカウンセリングルームにいらしてください。カウンセリングルームを利用したことや話した内容について、相談者の許可なく教員やご家族に伝わることはありませんので、安心してご利用ください。悩みや相談の解決に役立つと思われるときには、相談者のご了解を得た上で、先生方や外部の専門医療機関と連携して対応しています。相 談 のご 予 約は保健 室 で 受 け 付 けてい ます。 基 本 的 に予約制ですが、予約状況により当日のご相談も可能です。す。クラス幹事は、クラス懇親会を企画したり、保護者から出された様々な問題を主管と話し合うなど、学校と家庭とのパイプ役を担っています。 学校生活や行事について、学校からの連絡を伝える学年の保護者会が各学期にあります。 また、主管と日常生活や学業などについて話し合う保護者面談が、年に2 回あります。保護者会 各学年の初めに、各クラスから 3 名の幹事を選出しまカウンセリングルーム人間関係は? 保護者の場合は?多くかかりますか?クラブ活動費(合宿参加費用など)が、また中等科では希どのように対応をとっていますか?▲学年保護者会の様子(501・502 教室)学校説明会や保護者面談などの場で、保護者のみなさまから質問されることが多々あります。ここでは、その中から代表的な質問・疑問にお答えします。家庭Q 学習院初等科出身者と中等科入学者とのAQ 公認留学制度について教えてくださいAQ 公表された納付金以外に必要な費用がAQ 生徒の通学圏について教えてくださいAQ 不登校はありますか? また、その場合はA学習院 Q & A

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