学習院中等科・高等科|デジタルパンフレット
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4 中等科では、義務教育の過程にあって私学としての特色を出そうとしています。それはそれぞれの個性の芽を見出し、育て、開花の準備をさせることです。人はそれぞれの違った個性を持っています。しかしながら義務教育の過程において自分の個性を見つけるのはなかなか難しいものです。中等科では生徒一人ひとりに個性の芽を見つけ、育て、開花の手伝いをすることにその目標を置いています。それは授業だけにとどまりません。学校行事、学年行事などの校外学習や部活動を含め学校生活全般に細かい目が行き届いています。 学習面では高等教育を見据え、基礎学力の充実に力を注いでいます。基礎学力とは、単なる基礎的な知識ではありません。すべての学問の基礎となる学力のことです。そのために英語、数学においては分割授業の時間を設け、より一層きめの細かい授業を心がけています。理科においては、単なる理科の授業ではなく、物理、 化学、生物、地学、それぞれの専門の教員が、専用の施設で実験を重視した授業を展開しています。 また、豊富な運動施設を使って、色々なスポーツに取り組み、全面的な体力、技能の向上を図っています。 個性の芽を育む教育、それが中等科の教育です。学習院全体の大きな教育目標は、「ひろい視野」「たくましい創造力」「ゆたかな感受性」の実現です。幼稚園から大学まで、それぞれの教育課程にあわせて、その目標実現に努力しています。中等科の教育目標・高等科の教育目標中等科の教育目標教育方針

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