6では、物理・化学・生物・地学の専門教員がそれぞれ担当するなど、専門性の高い指導が行われます。このようなアプローチにより、生徒一人ひとりの理解を確実に深め、成長を支援します。 高等科の1年生ではまず、全ての生徒が同じ教科・科目を万遍なく学ぶことから始めます。2年生から始まる選択授業を自分の関心と責任で選ぶために、あらかじめ広い分野の学習をしておくことが大切だからです。中等科では「いわゆる先取り教育」をしない分、高等科入試による入学者も、戸惑うことなく学びを進められるよう 中等科では、義務教育の範囲内で学習が進められますが、必要に応じて発展的な内容にも取り組み、生徒の理解を深めていきます。意識した先取り教育は行いませんが、自然な形で高校の授業内容に踏み込んだものとなっています。授業では、検定教科書に加えて、教員が独自に編纂した教科書や教材を使用し、より実践的で深い学びを提供します。例えば数学や英語では、少人数クラスに分け、20人程度のグループで指導を行います。個々の理解度に応じた丁寧な授業を行い、取りこぼしのないように細かくサポートしています。また、理科本校のカリキュラムは、年代に応じた学びを重視して設計されています。 中等科では基礎をしっかりと固め、高等科では深い学びや横断的・探究的な学びへと広がっていきます。 一方で、どの年代においても、クラス内が多様な価値観や考え方の交わる場となることを歓迎しています。成長に寄り添う学び高等科:自分に合わせた学びの開拓中等科:広がる学びの土台カリキュラム
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