56就職はもちろんのこと、4年制大学進学に向けた進路の幅も広げるため、専門科目に加えて一般教科を充実させています。「基礎力」「総合力」の両面からアプローチし、学力を確実に高めるカリキュラムを設定しています。英数国などの一般教科の授業時間数は、5日制普通科高校以上に設定。豊かな教養を身につける一般教科と、専門性の高い知識や技術を習得する専門科目を併行したハイブリットな教育体制で、生徒一人ひとりの夢や進路実現をサポートします。進路選択においては、自ら考え、自らの意志で目標を設定することがとても大切です。1年次から行われる豊富な講演会やプログラムを通して、鉄道業界を中心とした社会にある様々な業界・職種を知り、視野を広げていきます。その上で自己分析の機会を設け、自分の適正や仕事に対する価値観を理解していきます。2年次になると「今自分が何を学びたいか」という観点から、「運輸サービスコース」「運輸システムコース」の2つのコース選択が可能になります。両コースともに就職を視野に入れた授業を行う一方、進学希望者には文系・理系、学部・学科を問わず幅広い受験に適したカリキュラムを設定しています。「運輸サービスコース」は文系科目を中心に、「運輸システムコース」は理系科目が主軸になっており、各コースで自身の夢や目標に合わせた2つの類型を選択することができます。両コース共に「Ⅰ類」は就職希望者に向けた類型、「Ⅱ類」は大学進学も視野に入れた科目を設定した類型となっています。各生徒の進路希望、文理選択に合わせたカリキュラムによって、確かな実力を身につけます。身につけていきます。また「旅客営業」の授業では、鉄道事業におけるお客様との契約をまとめた「旅客営業規則」を学びます。具体的には、乗車券類の基本的な知識や特徴、発券条件と運賃や料金の計算方法を学習します。1年次ではこうしたカリキュラムを通して学力向上を支える基盤をつくり、2年次以降のコース選択に繋げていきます。5日制普通科高校以上の授業数で「基礎力」と「総合力」を培う「今何を学びたいか」幅広い夢や目標に応える2つのコース選択と類型選択1年鉄道科水木金月火7全生徒が同じカリキュラムで学ぶ1年次は、必修科目に加えて「旅客営業」と「工業技術基礎」の2つの専門科目を設定しています。主要5科目では、中学で学んだ内容を含めた学習内容で各教科に対する基本的な知識を確実に習得し、土台となる基礎学力を固めます。そして専門科目である「工業技術基礎」では、鉄道員としての心構えや安全性についての考え方などを実習形態で学び、鉄道に関する基本知識を【 1年次 時間割例 】HR123409:00〜土09:10〜10:00英Ⅰ数Ⅰ数A現国地総数Ⅰ10:10〜11:00体育現国英Ⅰ数Ⅰ旅営歴総11:10〜12:00地総音Ⅰ柔道工技数A英Ⅰ12:10〜13:00化基音Ⅰ言文工技体育言文昼休み13:00〜13:3013:30〜14:20数Ⅰ英ⅠLHR保健情Ⅰ14:30〜15:20旅営歴総探究化基情Ⅰ完全下校〜19:00SHOWA TETSUDO HIGH SCHOOL SCHOOL GUIDE 2025学びは無限大。就職にも進学にも対応したカリキュラムで夢の実現をサポート教育課程
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