聖徳学園高等学校|デジタルパンフレット
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本校の学びで培った問題意識が将来の目標へと繋がっています校 内 外 で の 活 動 を 通して磨 い た コミュニ ケ ー ション 力立教大学文学部教育学科1 年H.I2024 年度卒業国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科 外資系コンサルティング会社勤務K.I2019 年度卒業 聖徳学園での3年間は非常に満足度が高く、卒業時は寂しくてならなかったほどです。 STARs(聖徳アンバサダーズ)の一員として、学校説明会での校内案内や受験生へのプレゼンを担当。 また国際交流ボランティアの副代表として約50名のメンバーをまとめ、海外・国内のボランティア活動を行う学校と交流したり、リサイクル可能なリ・リパック容器をスクールカフェテリアに導入するよう働きかけるなど、さまざまな活動に取り組みました。 国際交流ボランティアの活動を大会などで発表する機会もいただき、入賞も果たしました。さらに国際研修旅行では、マルタ、ベトナム、ルワンダを訪問し、ベトナムとルワンダでは、SDGs の授業で私がテーマとした「開発途上国の識字率の低さ」という課題について対策を実践。この識字率の低さに対する問題意識は、大学で学問的に追究したいという思いに繋がり、志望大学選択の理由ともなりました。 本校での日々を通して培われたのは、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力、一歩先を読んで行動する力です。 大学では途上国の障がいをもつ子どもたちがきちんと教育を受けられる環境の整備について研究したいと考えています。 そして将来は JICA(国際協力機構)や UNICEF(国際連合児童基金)などの国際機関で現地支援の活動ができたらと思っています。中学3年間をアメリカの現地校で過ごし、ICT 機器を活用した教育を受けた私が聖徳学園を選んだ理由は、当時の日本ではまだ珍しかった ICT 教育やグローバル教育に力を入れているところに魅力を感じたからです。またアメリカの現地校に似たアットホームで自由な雰囲気にも惹かれました。入学後は『国際交流ボランティア』の活動に力を注ぎ、海外からのお客様との交流会の企画運営、外部イベントへの参加など、現在の同団体の土台づくりの一助を担えたのではないかと自負しています。また体育祭、文化祭、国際研修旅行(ベトナム、ルワンダ)などの記録映像撮影など、ICT 機器を用いた活動も行いました。これらの活動を通してコミュニケーション能力が磨かれたと思います。と同時に、今までにはないユニークなアプローチで教育や学校のあり方を追求したいという想いが芽生え、リベラルかつアカデミックな環境のある国際基督教大学へ進学。 母校の聖徳学園で ITチューターを務めた経験を活かし、チューター制度に着目した卒業研究を行いました。 今振り返って思うのは、聖徳学園は生徒がやりたいことを常に応援してくれる場所であり、とてもポテンシャルのある学校だということです。 就職した外資系コンサルティング会社では、公共サービスの一領域である教育分野での貢献を目指したいと考えています。10

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