sagesesMesagMeGraduates27 私は広告代理店でメディア関係の仕事をしています。大学時代に東南アジアのビジネス体系を研究するゼミの研修でミャンマーに赴き、広告代理店が海外に向けて新しい価値を創造できることを知り、今の会社に入社しました。現在の私の基礎は、聖徳学園での3年間によって培われたと実感しています。高1のときには国際研修プログラムでイギリスに行き、日本との文化の違いを痛感し、新しい価値観を学ぶ楽しさに気づきました。また高2の時には、インドの留学生の方のホームステイ先を募っていたので、私はホストファミリー首都大学東京(現・東京都立大学)都市教養学部 都市教養学科 経営学コース卒業(株)ADKマーケティング・ソリューションズ勤務 T.K2013年度卒業 上海育ちの私が聖徳学園に入学したのは、日本語が苦手な私を受け入れてくれる懐の深い学校だったから。先生方はいつも優しく、「ジェニー」と愛称で呼んでくれました。フルートが演奏したくて、初心者で管弦楽部に入ったときも、一貫生が温かく迎えてくれました。音楽が好きな私は、チェコとオーストリアの国際研修旅行に参加して、国立オペラ座で「トスカ」を鑑賞することもできました。医学部を志望したときも、数学があまり得意ではない私を否定せず、自分のペースで勉強できる環境を作ってくださいました。 聖徳学園は生徒の望む未来に向けて、先生が一緒になって実現させてくれる学校です。社会人になった今、多彩な国際研修旅行や行事を成功させるために、先生方がいかに苦労されていたかを痛感します。 皮膚科の医師として4年目。コロナ禍の中で医療を取り巻く状況には困難もありますが、日々新しい学びの連続です。のびのびと学んだ聖徳を卒業して約10年。今の目標は、一人前の臨床医になることです。を希望して家に招きました。宗教に基づく生活習慣の違いに驚かされるとともに、その方の志の高さに強く刺激を受けました。また、先生方は私の自由な発想を尊重してくださいました。聖徳学園では、このようにグローバルマインドに限らず、柔軟な適応力を養うことができました。現在、仕事で固定概念にとらわれないプランをクライアントから求められます。固定概念にとらわれない提案をしていく上で、聖徳学園での学びと数々の体験は、今の私の大きな財産になっています。慶應義塾大学病院皮膚科所属 東邦大学 医学部卒業 Y.Z2009年度卒業私の自由な発想を尊重してくださいました社会人の今だからわかる聖徳の先生方の苦労
元のページ ../index.html#28