聖徳学園高等学校|デジタルパンフレット
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●●私たちが母校で教える理由Teachers母校で後輩指導をする卒業生先生たち生徒の特性を引き出し、背中を押すのが教師の役目29竹内 今日は4人の卒業生教員が集まりましたが、本校にはこの倍くらいの卒業生教員がいます。年代も、岡本先生のように今年大学を卒業した人から60代まで幅広いですね。みなさん教育実習をきっかけに、聖徳の教員になる人が多いようです。僕自身も教育実習がきっかけです。岡本 私は、聖徳の先生方がしてくださったような教育を、私も実践したいと思って母校での勤務を希望しました。清水 聖徳は「戻ってきたい場所」ですね。母校に戻ると、教員と生徒だった関係が「同僚」となります(笑)。岡本先生と宮地先生は僕の教え子でした。宮地 私も教育実習で来たときに、「母校で教えてみないか?」と声をかけていただきました。私は学生時代に外部のクラブチームでシンクロ(現・アーティスティックスイミング)をやっていて、試合で学校を休むことも多かったけれど、先生方が応援してくださったので両立できました。だから自分も同じように後輩である聖徳生をサポートしたいと思いました。今は水泳部の顧問を務めています。清水 宮地先生はシンクロをやりながら一生懸命勉強していました。岡本先生はダンス部で勉強と部活動を両立させていました。文化祭で作品を発表しているのを見て、「ちゃんと青春しているな」と思いました。岡本 ダンス部は男女一緒に活動していて、女子が圧倒的に多かったけれど部長は男子。男女の区別なく活躍できるところが聖徳の特徴だと思います。清水 僕は野球部の顧問。岡本先生の代でプロ野球選手になった卒業生がいます。竹内 聖徳の生徒は行事をはじめ海外留学や、外部団体と協働するなどさまざまな活動をしているけれど、うまくセルフマネジメントしながら活動しています。清水 母校に戻ってきて嬉しいのは、自分がお世話になった先生がいらっしゃること。それは私学の特徴でもあります。僕は高校生のときに恩師に助けていただいたからこそ、今があります。英語科岡本 姫奈兄弟姉妹、親子、先輩と後輩など、「聖徳つながり」の学びの輪が広がっています。そこには在校生、教員、卒業生が受け継ぎ、かたちを作る「いい循環」があります。恩師の「恩」を後輩・生徒に伝えたい地歴公民科 清水 啓己男女の隔てなく好きなことに熱中できました

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