法政大学中学高等学校|デジタルパンフレット
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※1 新しい社会を構築するために主体的かつ自立的に自らの力でものごとを考え、多様な立場に立って公正な判断を行い、新たな価値を創造できること ──「法政大学憲章」より※2 倫理的志向をもって根源的に社会の課題を考え、どこの誰にとっても、あらゆる意味で生きやすい社会をつくるために、それぞれの現場でその方法を柔軟に探索する知性 ──「法政大学憲章」より※3 スーパーグローバル大学創成支援事業の一環として、3付属校の高校1〜3年生を対象に2016 年度より開催している。「法政大学憲章」の一節「世界のどこでも生き抜く力」をテーマに、自分の考えを英語で発表する機会を設け、その準備から実施までの一連を経験させることを通して、①英語マ 嬉しい言葉で認め合い、ありのまま、自分のままの大人になれる「自由※1」を、生徒・教員・保護者をはじめとして、皆でつくりたいと思います。法政大学憲章の一節「自由を生き抜く」とはしんどいことです。ややもすると誰かに決めてもらう方が楽かもしれません。でもそこに学ぶ意義があります。生徒は、幸せな人生を送るための未来像について真剣に考えています。コロナ禍により、新しい価値観や生活様式が求められている今こそ、生徒・保護者と共に話し合い、学校文化を見直し、変えていく機会です。また、保護者の願いは、生徒の生き生きと成長していく姿を見せてほしいということです。ですから、それを実現しうるチームワークのよい熱意ある教師集団であるべく、人間性の豊かさとゆとりをもって生徒の「個」の輝きを引き出す学校をめざします。身近にある「私」の実践知を見つけて語る  日々の活動の中で、「私」にとっての実践知※2を考え続ける学校を皆でつくりたいです。人によく思われたい、人にどう見られるか不安など、現代には生きづらさがあるかもしれません。そんな時代だからこそ、肩の力を抜いて、今の自分を丸ごと認めて、なにものにもとらわれることなく「私は私でいい」と言える関係づくりを大切にしたいと思います。「私」の実践知を言葉にして他者に伝えることは、やがて「地域から世界まで、あらゆる立場の人びとへの共感」につながるはずです。  例えば、実践知を題材にした 2020年度総長杯英語プレゼンテーション大会※3にこの1年の取り組み 2020年度には新型コロナウイルス感染拡大を受け、本校も一斉休校措置や分散登校措置をとらざる得ない期間がありました。これまでに経験のないことであったため手探りではありましたが、各種ツールを活用して工夫を凝らしながらオンライン授業を行いました。また、鈴掛祭や語学研修、修学旅行などの行事をオンライン形式で実施するなど、活動が制限される中でもアイデアを出し合い、有意義な体験の機会を作りました。このような「学びのICT化」を一時的な代替手段として終わらせるのではなく、新しい学びの形として今後の教育活動に活かしていきたいと考えています。 本校の ICT 環境について 2020年度の経験に加えて、デジタル化や新学習指導要領施行、大学共通テスト導入など変化のある日本の教育において、これからの新しい形での学びにも対応していくために、本校では秋からのタブレット導入に向け環境整備を進めています。出場した本校の生徒達は、移民をテーマに設定し、オンラインで世界の人と繋がって情報を集め、自分事としての考えを英語で発表しました。コロナ禍の制約の中でも洗練されたしなやかな発想が感動を呼び、プレゼンを聞いた多くの生徒達が祝福の言葉を贈りました。また、10年目を迎えた「子育て茶話会※4」はビデオ会議で保護者、教員、スクールカウンセラー20余人で語り場を毎月実施し「自由を生き抜く実践知大賞※5」にノミネートされました。つながりながら考え続けるそれぞれの実践知をさらに広げます。 環境が整備されることによって、動画などを活用し楽しみながら学ぶことができたり、学習資料の情報の共有が容易になることなどが期待されます。教員たちは ICTを効果的に活用した授業をデザインし、生徒たちの学習意欲を向上させる取り組みに励んでいきます。また、学校・生徒・保護者間の情報共有ができるので、生徒の成長と目標の実現を効率的にサポートすることが可能です。 授業での教育効果を向上させることはもちろん、HR活動や様々な行事にも活用し、より充実した学校生活を送ることを目指していきます。 ● 2021年度中学1年生、高校1年生から、   生徒1人に対し1台のタブレット端末を有償配付 ● 生徒が使用可能な校内Wi-Fi環境の整備生徒自身が ICT を主体的に活用していく姿勢を育む  2020年4月コロナ禍の影響により緊急事態宣言が実施され、「できることから、できる人から」「学びを止めない」を合い言葉に、教員間で研究し、ビデオ会議による双方向型授業やホームルーム、オンライン学習ツールを導入してきました。学びを深めるツールとして、対面授業と両立させ、学習保障に役立てます。  一方で、生徒を取り巻くインターネット環境においては、中高生特有とも言える SNS上でのトラブルは一筋縄ではいきません。だからこそ問題を生徒1人で抱えるのではなく、保護者や教員に相談できるつながりが必要です。また、生徒も保護者も教員もメディアリテラシーに習熟し、実践していく主体者として行動していく姿勢が求められます。メディア情報の受信と発信に対する感覚を整える自己調整力を育み、一歩ずつ進めます。インドの養成、②英語コミュニケーション能力の向上、更には、国際感覚豊かでグローバルに活躍できる人材の育成を目的としている。※4 思春期の子どもとの接し方を共有するしゃべり場としてだけでなく、小規模校の温かい雰囲気も相まって、本校の学校づくりに根付いている。また、コロナ禍において、保護者同士のピアカウンセリングの機会となり、家庭支援の一助となっている。教員もエンパワメントされる貴重な場となっている。 ※5 法政大学憲章を体現する教育・研究の実践を積み上げ、法政大学ブランドをより良く創るため 2017年度設けられた。学校法人全体から応募を募り、受賞した実践事例を学内外に発信する。ご挨拶HOSEI UNIVERSITY JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL25本校の「ICT教育」についてMessage学び続ける力が未来を拓く 嬉しい言葉と余裕が未来をつくる

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