玉川学園|デジタルパンフレット
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■自由研究ノート■学びの技 〜14歳からの探究・論文・プレゼンテーション〜玉川学園の教員が執筆し、本となりました。研究テーマの決め方から探究マップなどのツールを活用した論文の書き方、プレゼンテーションの効果的な工夫まで、探究型学習の「技」を紹介しています。社会学(文化・民族)人文科学【対象学年】7・8・10〜12年生僧侶として【対象学年】9年生玉川学園の教員が作成した自由研究ノートは、10年生から入学した生徒でも、無理なく自由研究に取り組めるように、探究型学習の方法や考え方、発表のポイントをまとめています。12年生武田 正乗テーマ貧困をなくすために何が出来るのか10年生助安 亜彩テーマ学校に仮眠制度は必要か実家のお寺を継ぐため、10年生で僧侶になりました。宗門として課題でもある貧困、差別などの問題を考える機会があり、同じ宗派のお寺で子供寺子屋や子供食堂、フードバンクの活動を行なっていることを知りました。今年は貧困をテーマに研究を進めていくにつれ、支援をするための法的整備が足りないことや、支援をしてもらいたい側が手を挙げられない現実を知ると同時に、これから何をすべきか、改めて考えさせられました。近いうちに弟やお寺の若い人たちとフードバンクを立ち上げ、将来的には誰もが安心して気軽に集まれるようなお寺の環境を作りたいです。オンライン学習期間に家で仮眠を取るのが習慣になり、すごく気分良く学習に取り組めたので、学校でも出来たら良いなと思い論文テーマに設定しました。論文を書く上で、仮眠についての科学的根拠を示した情報が少なく、インターネットだけでなく論文を読むなど、情報収集に苦労しました。1年間かけて1つのテーマに関われたことで色々な視点から物事を考えることができ、さらに自分の考えが深りました。この研究結果で、学校でも仮眠制度が実施されたら良いなと思います。14大学の研究につながる教科や課題、自分の好きな分野を徹底的に探究する玉川学園が掲げる「自学自律」の精神を具現化するのが自由研究です。対面授業に加え、Google WorkspaceのMeetやClassroomを使用したオンラインのハイブリッド型で展開している正規の授業です。様々な分野から自分の興味・関心に沿ってテーマを決め、自発的に研究に取り組みます。10年生からその研究の成果を論文にまとめるため、9年生で基礎講座として「学びの技」の授業を受け、生涯役に立つ学び方や研究の進め方を身に付けます。生徒たちは、自由研究・学びの技を通して、将来の夢を具体化し、進学先の大学選択へとつなげていきます。大学の学修に必要な論文作成・プレゼンテーションスキルを鍛える学びの技では、自分の興味・関心や疑問に基づいた探究活動を1年かけて実施します。その過程で、テーマ設定、情報収集、プレゼンテーションや論文作成に必要なスキルを習得します。また情報リテラシーに基づいた思考力や表現力を育てます。ここで学んだスキルや思考力は、その後の授業や探究活動にも応用でき、学びを支えます。自由研究学びの技Student'sVoiceStudent'sVoice

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