玉川学園中学部・高等部|デジタルパンフレット
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TAMAGAWA ACADEMY 2026 18第2節 温室効果ガスの排出量 次に、第2節では家畜から排出される温室効果ガスについて説明する。温室効果ガスとは、大気中に含まれる二酸化炭素やメタンなどのガスの種類である。温室効果ガスには太陽光の熱を蓄え、地球表面の温度を一定に保つ働きがある。しかし、温室効果ガスが増えると熱を吸収しすぎて地球表面の温度が上がる。これが地球温暖化の現象である。また、現在の世界の温室効果ガス排出量は年々増加傾向にある。図2 世界全体の温室効果ガス排出における農業の割合と農業分野のカテゴリー別排出量農業・食品産業技術総合研究機構「農業由来温室効果ガス排出削減技術の開発」より引用 図2は世界全体の温室効果ガス排出における農業の割合と農業分野のカテゴリー別排出量を示したものである。図2から世界全体の温室効果ガス排出量の10%を占めているのが農業であることがわかる。また、農業の中でも家畜から排出された温室効果ガス排出量 は45.3%を占めていることがわかる。この中の6割以上が家畜牛から排出されたもので、牛のゲップなどから世界全体で年間約20億トンもの温室効果ガスが排出されている。これは世界全体で発生している温室効果ガス排出量の4%に相当し、地球温暖化の原因の一つとされている。第3節 アンケート調査 最後に、第3節では代替食品のアンケート調査について説明する。2023年10月に主婦を中心とした20代〜80代、1,000人に『株式会社ナビット(データ活用なう)』がアンケート調査を行った。3□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □図3 代替食品について知っているか『株式会社ナビット(データ活用なう)』より引用□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□学びの技では、自分の興味・関心や疑問に基づいた探究活動を 1年かけて実施します。その過程で、テーマ設定、情報収集、プレゼンテーションや論文作成に必要なスキルを習得します。□□□□□□□□□□□□□社会多角的に見るテーマを明確にする重要な情報をさらに集める不必要な情報を捨てる集めた情報を意味づける学びを共有する成果と過程を振り返る言語学/文学/哲学/メディア学社会学(文化・民族)/社会学(教育他)経営学/政治・経済学/国際関係模擬国連/倫理学/歴史学/地理学数学/物理学/化学/生物学統計学・データサイエンススポーツマネジメント学健康スポーツ学/スポーツ科学音楽/立体表現・デザイン/絵画表現書道/映像メディア/写真地学天文学/情報工学栄養学書道日本文化英語表現数学・情報・映像音楽表現天文・物理生物(園芸)生物(サンゴ)手芸調理体操・健康教育平面造形/立体造形(陶芸)/工作/写真化学生涯にわたって学び続けるためのスキルを磨く「学びの技」玉川学園独自の探究型学習プログラム7・8 年生人文科学 (国語/英語)自然科学 (数学/理科/情報)健康・生活 (体育・家庭)社会科学 (地歴公民)芸 術 (音楽/美術)9 年生10〜12 年生数 学体 育周辺知識を得る論題(問い)を決める情報収集をする取捨選択をする論理的にまとめる発表・論文作成をする評価・振り返りをする国 語英 語社 会音 楽理 科家 庭芸 術 (美術・技術 他)探究活動のステップを学ぶ実践型の学びの技進路選択につなげる課題研究型の自由研究興味・関心を伸ばす教科発展型の自由研究

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