TAMAGAWA ACADEMY 2026 30玉川学園で夢を見つけ、学び、巣立っていった卒業生たちの姿は、在校生の良きロールモデルとして活かされています。玉川学園の広大なキャンパスの中で 7 年生から 6 年間、充実した学校生活を送りました。「個性尊重」の教育理念の通り、自分の興味のあること、経験したいことを積極的に後押しして取り組ませてくれる環境でした。在学中は玉川学園展ペガサス祭実行委員や礼拝委員、中央委員などの委員会に所属し、さまざまな行事の裏方を経験しました。現在は、獨協医科大学埼玉医療センター等の医療機関で医師として活動しています。玉川の丘で過ごしたかけがえのない日々は宝物であり、卒業後も温かく迎えてくれる雰囲気が大好きです。これからも全人教育で養われた力を活かし、小原先生のモットーを忘れずに頑張っていきたいです。玉川の丘で、さまざまな経験をすることができました。特に印象に残っているのは、玉川学園展ペガサス祭などの行事の運営に携わった労作委員会での活動です。そこでかけがえのない仲間たちに出会うことができ、共に目の前の問題を解決していく中で、問題解決能力を身につけることができました。さらに、仲間とともに力を合わせて成功させることの喜びも経験しました。労作委員会の活動を通して、普段楽しく学校生活を送れているのは、目に見えない誰かの気遣いがあってこそだと感じ、多くの学びがありました。またこの経験から食品ロスについて興味を持ったため、大学では食品ロス削減に貢献することについて学びたいと思います。立教大学 理学部物理学科獨協医科大学埼玉医療センター 医療法人社団 永優会 医師玉川大学 農学部先端食農学科鈴木 優仁さん( 2010 年度卒業)佐藤 拓実さん( 2024 年度卒業)小暮 日菜子さん( 2024 年度卒業)玉川の丘に通い、学園内のプラネタリウムをきっかけに天文学に興味を持ちました。高校では天文学と関連の深い測量術を研究し、教育博物館の先生方や、学外の先生方にもご協力いただき取り組みました。自由研究で経験した海外での発表や論文執筆を通して、大学で文理にわたった教育を受け、多様な観点を持った研究者になりたいという思いが、進学先を決定するきっかけになりました。その他にも、生徒会長を2年務めたり、吹奏楽部での活動を小学 5 年生から継続したりと、さまざまな活動に挑戦することの大切さを学びました。大学では天文学・物理学を専門的に学習するとともに、将来必要になる語学力を身につけたいです。
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