白梅学園清修中高一貫部|デジタルパンフレット
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▼p149進学先進学Q&AQ1.Q2.Q3.Q4.A1.A2.A3.A4.千葉さんのなりたい自分へ近づいた清修でのヒント入試の面接では、高校2年のときに取り組んだ5000字論文が役に立ちました。私は心の病や自殺対策について研究し論文にしました。その経験が自分の考えをまとめ、理論立てて発言する上でとても強みになりました。清修でのさまざまな探究的な取り組みが、学校の外に出たときに実力となって発揮されます。論文集▲完成した論文は教員・全校生徒へ発表会を行います志望校を決めたのは?…………塾or予備校は?・・………………受験勉強は?……………………お気に入りの勉強場所は?……高2個人の英語塾、高2〜3年(数・理)週2〜3回塾+学校アトリウム、カウンター、ラウンジ5000字論文清修では4年生(高1)の終わりで文系か理系を選択します。大学進路にも影響するので悩みに悩みました。国際関係も気になるし歴史も興味がある。考えてもなかなか答えが出ず、希望提出直前に先生に相談したところ、「成績を気にせずに、もし将来何にでもなれるとしたら何になりたいの?」と問いかけられました。そこで真っ先に頭に浮かんだのが「医師」でした。きっかけは中学校のころに出会った精神科医が書いた本です。その本では、心というぼんやりしたものが科学に落とし込まれ、明快に解説されていました。消極的で落ち込みがちな自分の心、その理由が解き明かされているようで、初めて知る世界に感動を覚えました。医学への興味を持ち続けながらも「自分には無理」と気持ちを引っ込めていたのですが、先生のその言葉に本心が引き出されました。医学部なら理系だね、ということで理系選択が決定しました。先生方の見解では、当時の私の成績では医学部現役合格は厳しいとのことでしたが、その上でがんばろう、と親身になって応援してくださいました。理系の生徒が少ないため個別指導塾のような手厚い選択授業、いつでも先生に相談できる放課後の学校、友だち同志で切磋琢磨したこと。さまざまな要因が、成績を引き上げてくれました。気分が落ち込み「もう無理」と弱気になると、先生方がいつも受け止め励ましてくれたことは今でも忘れません。入学前は人と打ち解けるのが苦手で自分の意見を引っ込めるタイプの私でしたが、清修で大きく成長し、春からは医師としての第一歩を踏み出します。清修は、大学進学だけでなく、その先の本当になりたい自分へと導いてくれた学校でした。群馬大学医学部医学科 卒業Graduate卒業生メッセージ千葉 久美 さん 第6期生(2017年3月卒業)/勤務先:杏林大学医学部付属病院自分の気持ちに正直に。未来は自分次第ということを教えてくれました。

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