自由学園中等科・高等科|デジタルパンフレット
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一生の思い出に!P■a■t■c■l■S■i■n■eP■a■t■c■l■S■i■n■e 埼玉県飯能市(上名栗)に学校林を所有し、2 万4 千本のスギ・ヒノキを代々育ててきました。近年では市と連携して森林認証制度を取得し、育てることから木を活かし利用しています。校舎改修プロジェクトではロッカーの扉づくりに活用されました。日本の林業の課題や木の特性について学習し、接続可能な世界をつくるために国産材が担う重要性について学びます。2018 年には、学校林のヒノキを使って「自由学園みらいかん」が建築され、主に12 歳以下の子どもたちの活動の場として活用されています。 この学校の遠足は、本格的な登山に挑戦します。教員や登山ガイドの指導のもと準備と下見をし、宿泊、交通、装備、救護、気象の各係が細かい計画を立案します。リーダーが先頭に立って全員で助け合いながら、団体で安全に登頂します。事前に登る山の地形や歴史、動植物などについても学習し、登山後は各自が振り返りを行います。自由学園の登山遠足は、人智を超えるものの存在を実感する機会であると同時に、一つのプロジェクトを達成させる総合的な学びの場となっています。チームの一人ひとりが向き合って、誰ひとり置き去りにしない登山プロジェクトは、市民性や人間力を高めるためにも貴重な経験となります。自由学園 中等科・高等科 School Guide 202413木と学校林―「地球・資源」とつながる。植林から間伐、伐採、製材、木工までウッドデザイン賞2018,2019受賞遠足(登山)―「自然・チーム」とつながる。様々なリスクを想定した綿密な計画と準備

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