自由学園中等科・高等科|デジタルパンフレット
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自分たちで補修! 役割分担を考える!自分たちで街中を車いす体験!08自由学園 中等科・高等科 School Guide 2024 キャンパスライフや寮生活、行事の運営まで、自分たちにできることは自分たちで管理運営しています。時間の使い方を考える、キャンパスをきれいに保つ、昼食を自分たちでつくるといった自由学園の日々が、生徒たちの自治に委ねられています。 協力して自分たちの手でよりよい学校をつくる経験は、自分の未来や、より良い社会をつくる力に直結します。また、自分が仲間のために必要とされているという意識も生まれ、自らがかけがえのない存在であると認識することができます。『自治』によって育まれた、ルールメイキング経験や、プロジェクトマネジメントスキルは、先の長いキャリアにも生かされ続けます。 共生学では、主に平和・環境・人権について学びます。生きた社会課題を24講座に分け、複数の教員で担当し、生徒は半年かけて各講座をひと通り学び合います。後半は、学年やクラスの壁をなくし、生徒が希望したテーマに分かれ、深掘りしながら課題発見・解決へのアクションを試みます。実社会の問題への関心を育む貴重な時間です。 共生学は、教科の枠を超えた複数の教員が担当します。教科は、学年が進むにつれ、物理・化学などと科目が細分化されていきますが、実際の社会課題は、様々な要素が複雑に絡み合って生まれます。その統合的課題を、複数の教員が独自のアプローチを示し合い、生徒とフラットに議論することで、教員も学び合い、生徒は視点の違いや、学んだ教科の生かし方を体得します。もしあなたが政治家になったら、どうしますか?学園をひとつの社会として、生徒自身がつくる『自治』勉強したことの生かし方、知っていますか?様々な学びを社会課題解決に導く『共生学』自由学園にしかない3つのアクションラーニング

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